※だらだら書いてるので、目次を目安に見たいとこだけ見てください
※すご~く雑なこと書いてますので、温かい目で見てください
【目次】
冒頭
春休みが終わり、桜吹雪舞う京都。
久しぶりの大学には、人、人、人。
この時期は、「前期の始まり」に「新歓」、「新入生」と色んなことが重なり、一番大学に人があふれる時期です。
そんな春爛漫のある日、楠下の人込みをしり目に、私は講義の初回をぶっちして向かう名古屋への日帰り旅を画策していました。
決行の日は、近い。
京都~名古屋
決行日の朝。
我ながら阿呆ですが、こんな日に絶起(起床予定から1h経過)しました。しかし、まだ耐えうる時間だったので、よし。
急いで身支度を済ませ、部屋を後にします。
京都から名古屋に向かう移動手段は、高速バスです。そのため、一旦、高速バスがとまる京都駅までバス移動。
つり革を握るスーツ姿のサラリーマンの方々を見ながら、少しの優越感と罪悪感を胸に、ガタガタと揺られて駅へ向かいます。
京都駅、到着。
朝ごはんを食べ損ねたので、京都駅にて人生2回目くらいの朝マック。ベーコンエッグサンド&ホットコーヒー。
やっすいし、うっまい。すげえなマクドナルド。でも、ごめんなさい。モス派なんです......
さて、腹ごしらえを済ませ、高速バスに乗ります。
週末でもない平日ということもあり、乗っている人は座席数の10パーセントにも満ちません。リクライニングし放題! お値段も片道2000円とお手頃。みんなも講義をぶっちして、旅に行こう!
......出発時間になり、エンジンがかかります。
京都>>>>>>>>名古屋
高速バスに揺られ、3時間弱。時刻はというと、11時少し前。
一度のサービスエリア休憩をはさみ、ついに目的地。
ランチ@名古屋
名古屋でっけえ~。
そんなこと思いながら、名古屋駅周りを少し探索。えっと、Google Mapで「トレカ」入力して検索(※最近ポケカ復帰したので)
と......え、めっちゃトレカの店あるやん。
どうしよっかな~ポケカ見に行くか~......?
っと、待て。今なんかすごい惹かれる名前のBarがあったような......
ネルフ!!!!! エヴァ好きとしてはめちゃ行きたいけど今日は無理だ~......名古屋おもろ~!!!!!
......はい、昼ご飯食べます。
私は京都-名古屋間の移動中、京都大学バーチャルYouTuber同好会のDiscordサーバーにて「お昼ご飯オススメ@名古屋駅」で募集をかけました。
すると、2時間足らずで4件集まった。平日、しかも1、2限中にありがとうございます。
行ったのは1か所ですが、今後の名古屋旅行者のために、4件すべてを紹介しておきます。
①海老どて食堂 エスカ店
「海老フライがデカいし量も多いので満足度高めなお店です」by会員
②しゃち福
「クリーミーな担々麺が美味しいお店です」by会員
③麵屋 獅子丸
「鶏白湯ラーメンはめちゃくちゃおすすめ」by会員
④矢場とん
「安くてうまい」by会員
私が今回行ったのは、①海老どて食堂。
理由としては、エビフライほんとに最近食べてねぇなと。そう思ったからです。
それでは、はい。
注文した「海老ふりゃ~定食」です。
海老フライを食べにきた割には少しチキりました。この定食の海老フライサイズは「中」なのですが、一番大きいものだと倍くらいあります。
(海老どて食堂 エスカ店メニュー (ebidote-shokudo.jp))
けれど、大きさ「中」だとしても、食べ応えがある! お昼に選んで正解でした。ランチメニューも別にあったので、それを頼むのもありかなと思います。
変わる廃墟展2022、訪問
腹ごしらえを済ませ、私は名古屋へ向かった主目的の一つを達すべく、バスに乗ってとあるギャラリーへ向かいました。
『変わる廃墟展2022』
TODAYS GALLERY STUDIOさんの展示「変わる廃墟展2022」に行ってきました。
私はあまり美術館や展示などに興味は持っていなかったのですが、家長むぎさんのブログや長瀬有花さんのTweetを眺めるうちに、沸々と興味が湧き上がってきました。
ボイトレの後、変わる廃墟展2022へ行ってきました。すごかった〜〜
— 長瀬有花 (@yuka_n_RIOT) 2022年3月15日
廃墟を見ている時の吸い込まれそうな感覚がずっと続いているような、神秘的な空間でした。
「はいきょとなつのにおい」の世界観が好き過ぎたのでたくさん読みます。#変わる廃墟展 pic.twitter.com/TWbYMPzW8o
そこで、もともとゾンビ物や「少女終末旅行」などが好きで興味があった「廃墟」に関する展示を見に行こうと思ったのです。
しかも、名古屋で「廃墟展」がある。京都からだったら日帰りで行ける! これは行くっきゃない! やるっきゃない! 最後まで! となったわけです(ユウキリンリン)。
---観覧中---
いやあ~展示良いな。写真家それぞれの廃墟像があって、どれもこだわりを持って撮られたのがわかりました。
……ほんとはGallery内の展示写真をとった写真をのっけたいのですが、流石に良くないことなので控えたいと思います。
恐らく、2023も開催されますので、東京や名古屋に近い方は是非訪れてみてください!
(ちなみに、写真家たちの写真集が売られていたり、グッズが売っていたりしているのでお金はそれなりに準備した方が良いです)
名古屋市科学館、訪問
廃墟展を出ると、時刻は13時30分頃。
もう一つの主目的の場所の開店時間は17時。まだまだ時間がある。
ということで、前もって時間があったら行こうと思っていた名古屋市科学館に向かうことにしました。
Galleryからは徒歩で約45分ほど。折角なので、バスを使わずに街中を歩いてみることにしました(写真撮っておけばよかった)
さすがは名古屋Division。私は九州の地方出身なので、都会さに目を奪われます。
ここ2年住む京都では景観条例があってか、あまり「都市」を感じないので、久しぶりのビルの圧迫感を感じました。
とはいえ、街路樹含め公園なども多く、緑が多い。私が歩いたところが特段そうだったのかもしれませんが、なんとなく安心感もあり、「いいな名古屋」と思いました。
そうこうしているうちに、歩いて40分くらい、科学館が見えてきました。
偶然にも科学館前の広場にはサーカス劇場のテントが張られていました。久しぶりにサーカステントを間近で見て少しテンションが上がります。
もう少し近づき、科学館を正面で見ると、こんな感じ。
「いや、フジテレビかい」
Google Mapのコメントにもありましたが、球体部分はマジでフジテレビに似てます。
ちなみに、この球体部分の大部分はプラネタリウム館で......とっっっても不運なことに、私が訪れた時にはメンテナンスで見られませんでした(血涙)
館内はいかにも科学館といった感じで、生活の科学や身の回りの技術、自然現象、化石、ノーベル賞受賞者展示などなど幅広いコンテンツが詰まってました。竜巻発生装置もあって面白かったです(小並感)
(粘菌です。つまり、完全AIVTuber紡ネンと言っても過言。)
しかし、私が一番テンションが上がったのは、館外の建造物。ロケットの実物大の展示です。
国産ロケットとして有名なH-ⅡBロケット。
解説文を見ると、試作機の部品がところどころに使われており、でっけえええええ~~~&かっけえええええ~~~と、パシャパシャ写真撮りました。
他にも、ISS(国際宇宙ステーション)にある船内実験室「きぼう」の実物大展示や、かつての日本南極観測隊で使われていた雪上車(実物)などもあり、『宇宙よりも遠い場所』や『宇宙兄弟』好きには楽しかったです。
SM5OS型雪上車522号車
「きぼう」船内実験室(黒塗り部分は私)
どて焼き 島正、聖地巡礼
科学館をうろうろして2時間半をつぶし、17時少し前。名古屋最後の目的地に向けて、科学館を後にします。
歩いて15分もかからないくらい。名古屋徘徊記、そのゴールは......「どて焼き 島正」です! にじさんじを見ている方の内、もしかしたら、見覚えがある方がいるかもしれません。
そう、このお店、『にじさんじのB級バラエティ』のサブ回、『でびでび・でびるの酒場徘徊記 #2』にて登場したお店なのです!
こっちがでび様。
こっちが私。感慨......
開店時間が17時。帰りの夜行バスが19:30のため、開店してすぐに入ります。
あーーーーー! 酒場徘徊記に出てた大将が目の前にいる!
と、そんな動揺は表に出さず、いそいそと席につきます(なんだかんだ一人だけで居酒屋入るの初めてでした)
メニューをみると動画でみた料理が目に入ります。行こう、と思い立ったときに決めていた通り、基本は酒場徘徊記の動画にそって注文していきます。
まずは、さっぱりと濃いめのレモンサワー......とでび様になりたいのですが、私があまり炭酸が得意ではないので、いきなり動画から外れます。
『日本酒 上等賀茂鶴(1合)』
つきだしの『しらすおろし』と一緒に早速くいっと。
......ふうぅ......疲れた体に染みます。少しの甘みと日本酒のツンとくる感じ......上手い!
『しらすおろし』もべたついた口の中をすっきりとしてくれて、本番への準備が整うのを感じました。
さて......本格的なおつまみをいただきます。
『どて焼き盛り合わせ(6品)』
謎のお姉さンゴ「名古屋名物、八丁味噌のだしでじっくりと煮込んだ味噌おでん。こちらのお店では『どて焼き』という名前で親しまれています。」
見るからに濃厚そうな味噌おでん。しかも6品。左から牛すじ、豆腐、こんにゃく、大根、卵、さといも、と大満足なボリューム。
まずはこんにゃく一口......お? 見た目より味噌がくどくない。他のも食べると、どれも程よい濃さ。
特に牛すじと大根が上手い。牛すじはもう言わずもがなですが、大根はガチで美味しい。味噌にしみしみになった黒い大根を頬張ると、噛むたびに味噌だしの深いコクと一緒に仄かな大根の甘みが舌の上を転がる......酒が進みます。
1合飲み終わり、少し酔いが回ってきた当たりで、チェイサーとして『ウーロン茶』を注文。残しておいた牛すじと共に、ひとまずの休息を得ます。
次にでび様であれば、ハイボールに〆となるのですが、正直この時腹3分目くらいでした。なので、追加でおつまみとお酒を注文。
『串カツ(味噌)2本』と『冷酒 賀茂鶴蔵生(1瓶)』
この串カツはつけダレが味噌、醤油、ソースの中で選ぶことが出来ました。私はせっかくの名古屋なので2本とも味噌を選択。
串カツを一口。カツの衣と味噌のマリアージュ。中身の肉はあっさりとしていて、一瞬で平らげてしまいます。
串カツのお供として、冷酒の賀茂鶴蔵生も呑みます......ふうぅ。
先程の『日本酒 上等賀茂鶴』よりも甘みが強く、冷たさゆえにすっと口の中を通り抜け、しばらく甘さが舌の上に残り続ける......旨い!
そして、料理の傍ら、むぎむぎのnoteを見返す。幸せ~~~
......ホントに一瞬で串カツが無くなったので、新たなおつまみとして定番のあいつを注文。
『ねぎま(2本)』
あじつけは塩。これと冷酒が合わないわけがないんです。
ねぎま食べるたびに、よくこの食べ方考えついたなと過去の誰かを尊敬してしまいます。あと、ねぎの偉大さですね。
ここで、自分のお腹の具合を確認腹5分目ほど......頃合いです。でび様にならい、最後のがつっと食べられる〆を注文します。
『どてオムライス』
謎のお姉さンゴ「牛すじをご飯にのせる『どてめし』は有名ですが、そこに卵がのったらどんなお味になるんでしょう」
この食べ物、動画を見た時から思っていましたが、まず見た目から犯罪級に美味しそうです。
ベースの白米。真ん中にどかんとのったオムレツにみそだれ。そして、黄色と白の間に垣間見えるゴロゴロとした肉の塊、どて焼きの牛すじ。
これは合わせてはいけないものを全て取り込んだ、食の悪魔合体ベルゼブブです。
早速、唾液を飲み込み、れんげで白米×牛すじ×卵をすくって一口。
あああああああぁぁぁぁぁ............
うーーーまーーーいーーーぞーーー!!!
牛すじと味噌の濃厚なうまみを白米と卵が優しく包み込み、バクバクと勢いよく口腔にかっ込める。しかもこのオムライスのボリュームと言ったら、もう。
残った冷酒と共に勢いよく胃の中へ......
ふうううぅぅぅ............時刻は19時少し前、お腹は腹8.5分目。ここからバス停まで歩くと考えると、丁度いい頃合い。
『どて焼き 島正』さん、ごちそうさまでした!!!
名古屋~京都、そして、終幕
『どて焼き 島正』さんを出るとすっかり辺りは暗いです。
少々足をもつれさせながら、名古屋駅前の高速バス用バス停へ向かいます。
涼しい外気を浴び、自販機で買った麦茶を飲みながら、徒歩25分くらい。すっかり酔いもほとんど取れて、バス停に到着しました。
数分も待っていると、バスが到着。バスに乗り込み、リクライニングしてゆったりと体を預けます(帰りも人が全然いなかったです)。
さらば、名古屋。
名古屋>>>>>>>>京都
ただいま、京都。
京都駅に到着。時は22時頃。
バスターミナルから家近辺のバス停に行くバスを探し、乗って、家に着いた頃には時刻は23時少し前くらいになっていました。
一日かけての名古屋旅行。風呂に入りながら、ずっと名古屋のことを考えながら満足感に浸っていました。
とてもありきたりですが、こういうことが出来るのが大学生だな、と。
授業をぶっちして、旅費抑えるために高速バスを使い、徒歩を駆使し、ふと行きたいところや聖地巡礼に向かう。
書きながら思いますが、なんだかとっても大学生然としています(良い、わけではないですが)
まあ、こういう一人旅、大学生生活の内とは言わずとも、一度やってみてはいかがでしょうか?
ではな~~~~~~~(コアラ並感)
追記:翌日の1限にはちゃんと出席しました。(偉い!)
(執筆: Bismuth)