会長の独り言:.d.I.V.a.を見始めたきっかけの話

 初めましての方は初めまして、そうでない方はいつも京V同に興味関心を持ってくださってありがとうございます。京都大学バーチャルYouTuber同好会の会長、綿貫すとらです。

 前回から少し間が空いたような気もするサブブログシリーズ「会長の独り言」、今回は弊同好会で熱烈に推されていると噂の.d.I.V.a.を私が見ることになったきっかけについてお話ししようかな、と思います。私自身について少し触れながら話すことになりますのでご了承ください。

 

はじめに

 皆様は「.d.I.V.a.」というユニットをご存じでしょうか。2021年2月デビューのまだまだ新人ながら、早くも全国ツアーライブ及び武道館ライブが(筆者の脳内でも)確定している今話題のボーカルユニットです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 さて、改めまして.d.I.V.a.活動半年おめでとうございます。.d.I.V.a.に出会ってからもう半年たったという事実が驚きです。それだけこの半年は一瞬に感じるほど密度が濃かったのかもしれません。確かに、.d.I.V.a.の二人の配信を見ていた時間は、この半年間でかなり多くを占めていることでしょう。「.d.I.V.a.の配信見てたからブログ書けない」と何度言ったかわかりません。ちなみに、京V同の他の人も言っていたのでしょうがないと思います。

.d.I.V.a.との出会い

 実は.d.I.V.a.との出会いは、.d.I.V.a.の初配信でした。良さげな新人Vtuberがデビューするという情報が京V同内で流れ、VCで初配信の同時視聴をしました。これが.d.I.V.a.との出会いでした。しかし、この初配信だけでは私には刺さらず初配信以降は見たり見なかったり、といった感じでした。まぁ、初配信以降の配信に関しては後日アーカイブで見ることにはなるのですが……

 

.d.I.V.a.沼への入り口

 真の意味で.d.I.V.a.沼の入り口、私のDDC(ディーヴァ大好きっ子クラブ)としての始まりは初配信から約2週間後、弊同好会がV推しなんしょ惡ノろく回で毎回触れている"あの"雑談配信でした。

www.youtube.com

 私は普段Vtuberを見ている合間に大学に通い、単位や研究と戦っている普通の大学生です。どうやら理学部のゆるふわ数学勢として勉強をしているらしいのですが(本当に勉強していますか?)、そんな私にこの配信でのセリフ「自分は使わないかもしれないけど、数学や物理、化学みたいな自然科学は、それを使った何かしらに生活を支えられているかもしれない」は本当に刺さりました。

 私が普段研究している内容は、本当に社会の役に立たない理論数学で、言ってしまえばフェルマーの最終定理の証明のような「それがわかったところで生活がよくなるわけではない」もので、自分の研究が進んだとしてお金になるわけではないものです。本当に役に立たない研究であることは研究している私が一番わかっていることなので、「どうせ役に立たないんだよなぁ」と日ごろから思っていながら、半ば自己満足として研究をしていました。

 そんな私にとってこの一言は、自分のこれまでの人生が、これからの人生が救われるような感覚がありました。こういった研究の良さ・面白さはなかなか人に伝わるものではないので孤独に我が道を歩んでいくことになりがちなのですが、そんな道に目を向けてくれるような悪魔がいるということがうれしかったのです。

 このセリフは私だけでなく、京V同に所属する理学部生がみんな声を上げるほどでした。こんなセリフを言うことが出来る悪魔はどんな悪魔なのか、それが気になってアーカイブをきちんと見始めたのがDDCとしての始まりでした(もちろん、当時はDDCなんて言葉はありませんでしたが)。

 

おわりに

 惡ノろくの一言がきっかけで配信を見ることになったので、最初の方はろっくんばかり見ていたような気もするのですが、今となってはおとにゃもろっくんも同じくらい大好きです。Vtuberの推し始めの形は様々あれど、おそらくこんな始まり方をするユニットは二度と現れないでしょう。最近では耐久で脳みそが溶けているろっくんを見る機会も多いですが、それもそれでまた良いものだなと思ったり思わなかったり(無理だけはしないでくださいね……)。一方おとにゃは本当に歌が上手くて、歌枠やうたってみた動画でたびたび救済していただいています。毎回「おとにゃ、歌うめぇぇぇ~~~」以外の言葉が出てきません。うますぎ。

 

 さて、独り言をつぶやくのもこのあたりにして、見れていないアーカイブや今やっている配信を見に行こうかと思います。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
(記事執筆:すとら)