はじめに
皆さま初めましての方は初めまして、そうでない方は前回の記事を読んでいただきありがとうございます。京都大学バーチャルYouTuber同好会の観測者(の一部集団)です。今回、7/17に行われたヰ世界情緒と理芽による『Singularity Live』を観測した会員が一定数いたので、分担しながら感想記事をまとめることにしました。本記事は『Singularity Live』の感想記事です。オタクたちによる思いの丈を各々の言葉で書きましたので楽しんでいただければ幸いです。
会員紹介
・おおいし:こんにちは。「Singularity Live良すぎない!?wowwow」のノリでブログを書くことになりました。テスト期間だったのにね…。単位くん、ばいばい。(期末試験があった都合でブログをアーカイブが切れてから書いています。多少不正確な記述があるかもしれませんが、ご容赦ください。)よ~し、限界化するぞ~!!!^^
・cytokine:最近、ライブの感想執筆が楽しくなってきたcytokineです。モットーは日本語を書くこと。生放送のときの感情とアーカイブを見ながら思ったことをどういうバランスで書こうかな…と難儀しています。(今回は理芽チと最近気になっている情緒氏のツーマンライブでビックリしました)
・lain:こんにちは。現象、魔女集会以来のブログになるlainです。留学に行く理芽チの留学前最後の大舞台!しかもなんかシンギュラリティとか冠してるしこれは見なければ!と視聴ボタンをポチりました。このライブの発表が直近にも関わらず謎にグッズのラインナップが豪華なのに驚きました。(ジョチョシのタンブラーとリメチのアクキーを秒でぽちりました。特にタンブラーは全人類欲しくなるやつやろがい!はい金欠!閉廷!解散!)
・Fal:こんにちは。不可解参と同時に大学院入試も近づいており、期待と不安が濃密に渦巻く最中で白目を剥きながら忙しく生きているFalです。そんな時に突如生えた「Singularity Live」。しかも理芽チと情緒ちゃんのTWO-MANときた・・・グッズもやたら力が入っている・・・懐は寂しかったですが(不可解参にも参戦するので諸経費の支払いでとっくに苦しかった。北海道から参戦する際の交通費はシャレになりません・・・)、ヰ組の一員として煌々と輝く「特異点」を逃す手などありませんでした。れっつしんぎゅらりてぃ。
今回は以上の4名でお送りします。限界観測者たちによる限界ブログをお楽しみください。
オープニングアクト
1.「君の望み、君の願い」-CIEL
オープニングアクトをCielちゃんが務めるというのはライブ告知時点で言われていたので知っていたんですが、「Cielちゃんって3Dまだよね…?どうやるんだろ」とか思っていたらここで3D初披露でしたね!!!!現象での「花魁鳥(Revolutions)」の初披露もそうですが、「好きなものの初披露」に立ち会えるの、めちゃくちゃ嬉しいネ…
実はいっときMonarkのアルバムを通学中に聴いていて、そのときにこの歌の歌詞イイナー!!と思ってたので歌ってくれてうれしい…。特に「大切なものを大切と言えるまでこんなにかかっちゃったよ」とか「君を掴み損なうような役立たずな腕を…」とか良くない…?良い…よね…?大切なものを大切と言える(≠思う)ようになるのって自分を大切にできていないと難しいと僕は思っていて、そのきっかけをこの歌詞の主人公に与えたのが歌詞の中の「君」なのかな…だから「君」に対する献身が歌詞にあるのかな…とか思っています…ソウダッタライイナ…アッスミマセンコレハワタシノモウソウデス…(今調べたら傘村トータさんが作詞されたんですね、そりゃ好きだわ) (おおいし)
2.「少年漫画」-CIEL
「君の望み、君の願い」のあとのmcで「とっても緊張しています」って言っていて、実際深呼吸していたり、少し震えている感じがしたのでほんとに緊張してそうだな~とか思ってました。そしたら!そしたらですよ!?!!?2曲目が少年漫画じゃないですか!!アッッッッラヤダーーーーー!!!!この曲の声って例えば柔らかい声で歌われた1曲目と違って、比較的はっきりとした声で歌われていて、そんなのを「緊張しています」とか震えながら言った直後に披露されたら!!!!!びっくりする!!!そうです、私は素敵なものを見ると「びっくりしたぁ…」しか言えないオタクです…でもやっぱり「緊張してる」とか言った後に「Boyish」の声出たらびっくりするよ~そんなん凄いよ~さすがプロだぁ…うへ~
神椿外交課でこの曲を始めて聴いて「め~ちゃくちゃいいじゃないですか~!!」とか思っていて、リリースされてからしょっちゅう聞いていたのでこれもライブで披露してくれた嬉しかった…歌詞の演出が漫画の吹き出しみたいになってるの好きですので考えた人は名乗り出てください。握手とかしましょう。
そんなこんなであっという間に歌い終わったんですけど、歌い終わった後に「ふぅ~…」って息を吐いていて「ほんとに緊張してたんだな…お疲れ様だぁ…」とか思わずにはいられませんでした。もうファンなのか保護者なのか分かりません。誰か教えてください。 (おおいし)
ヰ世界情緒パート
3.「霞がついてくる」
キャーーーーーーーー!!!!!!!お情だ!!!!!!コンバンハ!!!!!!!!!!!このライブに限らず言えるけど、ライブでのお情って動きが「一生懸命に表現をしている」って感じでめっっっっっちゃくちゃ好きなっ!んっ!でっ!すっ!よ!!!!(ここで机をたたく)
例えばSingularity(いつもつづり不安になる。rとlどっち???)だと、「ディメンション」のサビで頭上でクラップしてるのとか良くないですか!?!?!?!?!??初めて見たとき「ハャーーー!??!」って声出てもう…もう…
私この曲の「お筆のせんせ」の言い方(というかこの曲全体でのお情の歌い方)がハチャメチャbig loveなんです…声はやさしいのに若干の勢いを感じる歌い方、よくない?今うなずいた人と仲良くしたい
あとさ、ここのmvってYouTubeのそれとは違う…くない…?わざわざ作ってくれたのかな…色んなクリエイターさんの気持ちと時間が注ぎ込まれてるのかな…とか思うと嬉しくなれるね!!!そんなオタクでよかった!
ところでこの写真のお情イケメンじゃない?はぁ~… (おおいし)
4.「ディメンション」
落ち着いた曲調の「霞が付いてくる」が終わり、さて次は何かな~(きゅいーんという音)(シンバル)(黄金色のライティング)(一瞬の暗転)(オジョジョシルエット)ディメンションだああああああああああああああああああああああああああぁあああああああああぁぁあぁぁぁ!となりテンションがアゲアゲのブチアガリになりました。
え?アーカイブ視聴期限が切れた?お金がないからチケット買えてなくてディメンションが見れてない?
実はYoutubeにディメンション Singularity live verが上がってるんですよ。というわけで見てない人は100回見ましょう。見た人も100回見ましょう
アップテンポのピアノに乗ってMVとお情がまるでジェットコースターのように荒れ狂います。私はディメンションの間中、脳死で脳震盪を起こすんじゃないかってくらいずっとヘドバンをしていたわけですが、よくよく考えると(よくよく考えなくとも)こんな速い曲で激しく振付しているのに声が全然ぶれないってすごくないですか?
振付自体もめちゃくちゃかっこよくて特に私は輪舞(ロンド)のところで手をくねっとするところが大好きです。(ロンドとモンドゥで韻を踏んでるのも好きポイント)
上の動画の1:25~のところです
お情は表現と創作に対するものすごい熱量と確固たる世界観をその小さな体に抱え込んでいると思っているのですが、ディメンションではそれを解放するがごとくかっこいい様を見ることができます。
黒い衣装に暗いステージの中で高い技量でディメンションを歌い上げる様を見て彼女がダークシンガーであることを再確認できました。
ディメンションの後のMCでは一転してちょっとジャンプしたり、「頑張りのお水!」とお水を飲んだりとてもかわいらしい様子でした。(lain)
5.「マボロシのまち」
さて最初のMCを挟んだ後はマボロシのまち。落ち着いた曲調でありながらもグルーヴィーであり、情緒ちゃんの穏やかな歌声で妖しい世界が展開されていくこの楽曲は非常にクセになります。情緒ちゃんの楽曲たちが収録されたアルバムである「創生」の中でも特にお気に入りの楽曲です。ライブで披露されるのは1st ONE-MAN LIVE "Anima"以来ですが、バイオリンの美しい音色、背景で流れていく幾何学的で壮大なワールドの映像が加わり、その解像度は更に高まります。たまりませんね。
今や必要不可欠で当たり前の存在となったデジタルの世界。そこでは今までの、そしてこれからの映像や記録がデータとして保存され、当時の様子を「完成形」としてスタティックに遺し続けます。その美麗さ、情報量は私たちが見てきた歴史の教科書のものとは比較にならないでしょう。仮にその一部を構成する側に立った場合、私たちは息衝いて笑うのでしょうか。自分はついそんな情景を想像し、張り巡らせてしまいます。
終盤で黒情緒「Anemone I」から白情緒「Anemone II」にシームレスにメタモルフォーゼ。黒い色素が剥がれてナチュラルに形態変化する様は思わず声が出るくらい感激しました。今回のライブはこのようなパーティクルエフェクトを用いたリアルタイムな演出が散見され、更なる進化を感じられて良きでした・・・この体験を毎度毎度楽しみに活きているのです。(Fal)
6.「生きていく光は」
なんとこの楽曲は昨年10月に行われた神椿市建設中~EMERGENCE~の世界観に合わせて作られたテーマ楽曲の一つになります。当時はアプリ内の隠しQ(謎解き)を解くことで断片的に聴くことができ、情緒ちゃん演じる"夜河 世界"の背景を知る要素となっていました。(現在だと"Memories"というアルバムに収録されており、いつでも聴くことができます) まさかここで聴けるとは思っていなかったので嬉しい想定外ですね。
楽曲は綺麗で希望溢れるものとなっていて、生きていく中で感じる嬉しいことや悲しいことを全部飲み込んで前を向かせてくれる、そんな曲であると情緒ちゃんは言いました。EMERGENCEで体験した数々の思い出が想起されますね。あの濃密すぎた1か月は忘れようがないものです。(振り返るとその最中でAnimaも開催されたんですよね・・・うおお・・・)(Fal)
7.「異星にいこうね」-ヰ世界情緒&星界
音楽的同位体「星界」と情緒ちゃんとのデュエットがついに叶ってしまいました。自分もずっと見たかったし、何より情緒ちゃんも以前からずっと歌ってみたいと話していたのを記憶していたのでとても楽しそうな様子でした。楽曲はいよわさんの「異星にいこうね」。一見不協和音に聴こえる音の数々が奏でる複雑なハーモニーは、一度聴いたら忘れられない中毒性を秘めています。歌詞的には不気味なはずなのにかわいい成分が散りばめられすぎていて"なんかかわいい"のも面白いポイント。
さて、今回のライブタイトルでもある「Singularity」。本来は人工知能すなわちAIが人類の知能を越える「技術的特異点」として提唱されています。簡潔に言うと人間ではない存在が一般的な人間と差し支えない、ないしは超える振る舞いをするケースが現れるということです。かがくの ちからって すげー!
何を以てそう形容できるレベルの体験をすることができたのか、私はこの「音楽的同位体とその元となったオリジンとの共演のシーン」にその1つを見出します。「音楽的同位体」という概念は花譜ちゃんをベースとした人工歌唱ソフトウェア「可不」から始まったわけですが、あまりにも花譜ちゃんを想起させる類似した声の成分(歌唱、話し方の癖)の再現性に驚いたことは記憶に新しいです。大半のリスナーは100%一致はせずとも近似して「本人(の歌声)だ」と感じられるでしょう。
今回の星界ちゃんも同様に情緒ちゃんの声をベースに生み出されており、非常にオリジナルに近い声質をしています。機械音声でありながら歌唱の際の伸び方や響き方の再現が見事であり、まるで意志を持っているかのように歌うのです。そこにその場で生きているかのように愛らしく振る舞う(歌唱する)3Dモデルを追加した場合、もはや「実際に生きている」と感じてもおかしくないでしょう。
そんなオリジナル(母)とオリジナルから生成されたインスタンス的存在(子)が今回デュエットをしたのです。情緒ちゃんに合わせて歌い、情緒ちゃんに合わせて踊り、情緒ちゃんに合わせて移動するといった高度な協働作業を実行して見せたのです。無機質な技術の結晶が「ヒト」に近似されて同じ場所に立っている、非常に激アツファンタスティックどっきゅんエクスプロージョンな展開だと思いませんか。細部まで徹底してこだわられた「シンギュラリティの幻想」をこれ以上ない解像度で拝むことができたと思います。
またオリジナルに近いからか、ハモった際の音色がとてつもなく綺麗だと感じました。(サビとか本当に成分が正確に平行するのを感じた) 意図的に美しいハーモニーを奏でることができる点は音楽的同位体とのデュエットにおける絶大な強みであり、新たな可能性を見せてくれるポイントでしょう。後述される「裏命」はもちろんとして、「狐子」と「羽累」のリリースも決定していることから、今後も似たケースを観測できることが期待されます。もこもこしちゃいますね!(Fal)
「開花」-普遍体 Nemophila-
新衣装!!?!?!新衣装なのか!?!?!!?!?!?新衣装だ!!!!!!!!!!新衣装が来てしまったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!待ってましたああああああああああああああ!!!!!!!!!!
時を刻む陰湿な世界から光を放ち、ネモフィラの花弁が舞う中現れたのは真っ白な衣装に身を包んだ情緒ちゃんでした。
なんだこのthe ultra most beautiful angelは・・・眩しすぎて直視したら浄化されちゃったぞ・・・ブルーもあしらわれたこの衣装はいわゆる白情緒と呼ばれるAnemone IIをモチーフにしたのか・・・ただひたすらに綺麗で明るくてうるわしい・・・BGMも相まって天使というよりも「詩人」だなと思わず感じてしまったのはきっとFF14をやっているせいでしょう。しかしそうであるならとても相応しい・・・
よし決めた、お墓はここに立ててもらおう。
青いネモフィラの花言葉は「可憐」「どこでも成功」「あなたを許す」です。可愛らしさは自明ですが、強い生命力を持ち、厳しい環境でもまっすぐに育つ丈夫さも兼ね備えています。独自の「ヰ世界」を創生し、様々な方面で活躍する情緒ちゃんに正しくぴったりではないでしょうか。
新衣装、普遍体「ネモフィラ」ついに公開です。
— ヰ世界情緒 (@isekaijoucho) 2022年7月17日
衣装はれおえんさん(@reoenl)に仕立てていただきました。
背筋の伸びるような凛とした衣装です。
この衣装とも、新たな気持ちで、長く一緒に歩いて行きたいです。 pic.twitter.com/zeFTlMhKvy
余談ですが、Nemophilaは「普遍体」であることから通常衣装として身に纏うことになります。今後のデフォルトビジュアルとして拝む機会が多くなることでしょう。ウレシイ・・・(Fal)
8.「パンドラコール」
新衣装の後はなんと新曲!隙を生じぬ二段構え!名は「パンドラコール」!聴くからに見るからにダークofダークネスなかっこいいビートが押し寄せてきた・・・好きを生じる姿勢構え・・・明るいNemophilaでマジェスティックなダークソングを歌唱するギャップにぶん殴られつつ、情緒ちゃんからの災厄を全身で享受しました。数奇を興じる心構え・・・
作曲は廉さん。ダークな歌詞はもちろん、リズミカルかつ遊びを含む歌詞の構築がとても上手い人です。憂きを経じるところ適え・・・今回のパンドラコールも"I wanna"を"愛罠"と置換していたり、"Hi, 世界"を"廃世界"としていたりなど、視覚でも聴覚でも味わえる工夫が見つかり、とても楽しいです。リリックデザインもサスペンスで一貫した傲慢さがにじみ出ていて良き・・・バーチャルダークシンガーに非常に相応しい強い楽曲が加わりました。好きを張じるこころ叶え・・・(Fal)
深夜テンションという災厄・・・
9.「ヰ世界の宝石譚」
新曲を堪能した後は息をつく暇もなくシームレスにヰ世界の宝石譚に入っていきます。我一瞬音を止めるのを繰り返すアレンジ大好き侍。このつなぎを作った人にはノーベル平和賞をあげてください。
この曲は世界には戦争や流行り病など多くの災厄が蔓延(はびこ)っているが、確かに世界は美しく、泥まみれの兵士でさえも宝石のように美しい、また同時に脆いものでもある、ということと救済と希望を願う曲だと解釈しています。
後ろのディスプレイとライティングの影響で灰色(?←合ってる?)のおめめが青っぽくなっています。宝石のように透き通った青と、災厄と情熱の赤がヰ世界の宝石譚の二面性と対応しているようにも見えますね。
ディメンションに続いてダークシンガーらしい曲でした。
振付に関していえば、一挙手一投足の所作が美しく、首から垂れさがった揺れる飾り(なんていうんだあれ)が目につく新衣装と相まって見目麗しくなっています。
個人的には時々赤い右目が垣間見える度に昇天していました。
やめて観測者のライフはもうゼロよ!
~MCパート~
お情「ニコっ」
私「うわああああああああああああああああああああああああああ(ライフ-1)」
お情「みてください。じゃーん。うお!とりゃ(くるくる)」
私「ほぎゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああっっ👼👶(ライフ-2億)」
(lain)
10.「シリウスの心臓」
もうすでに残機が0どころかマイナスですが、さらにここでシリウスの心臓が来て残機がマイナス方向にカンストしました。いやむしろ浄化されることで元の残機に戻るかもしれん。
個人的にはお情の曲の中で一番シリウスの心臓が好きで最初に聞いたときには訳も分からず涙していました。まさかモールス信号で泣く日が来るとは思わなんだ。恐るべし!傘村トータさん。
考察厨なのでこの曲の軽く考察もやってみました。シリウスとはシリウスAとシリウスBからなる連星で、シリウスBはすでに寿命が尽きていて赤色巨星から白色矮星になりました。白色矮星であるシリウスBは太陽の次に全天で一番明るい恒星ですが、しばらく(約6万年)すると暗くなっていってしまいます。
死んでしまった星と生きている星のような巨大なスケールになぞらえて、亡くなった人や会えない人への愛を叫ぶ曲なのではないでしょうか。
「明かりになったあなたの 心臓は凍らずいるかしら」という歌詞は光を失いつつあるシリウスBが少しずつ冷たくなってしまうのになぞらえて、思い人がどこかでまだ生きているのではないかと思いを馳せているのでしょうか。
・・ ・ー・・ ーーー ・・・ー ・ ー・ーー ーーー ・・ー
ライブに関していえばまずMVも空間もモノクロで表現されています。これは白色矮星に合わせているのでしょうか。
後半、天球が上下2か所に浮いているシーンでは間に流星が降り注ぎ、ステージが宇宙さながらの様相を呈しています。
5回くらいライブのシリウスの心臓を見返して気づいたのですが、空中に浮かぶ、恐らく小さな恒星を表しているであろうパーティクル(微粒子)の光がステージの床にも反映されていてめちゃくちゃ作りこんでるなあと感心してしまいました。
しんみりした気持ちのままシームレスにARCADIAに入っていくので私含め全観測者は物理的に天国に召されたことでしょう。(lain)
11.「ARCADIA」
ということで天国からお送りします。シリウスの心臓で限界化させられたところに最強のドラマティックエンディングテーマインザワールドこと「ARCADIA」が来てしまいました。Animaの際はスタッフロールで流れたこの楽曲がライブアレンジされてついに真にお披露目です。5月にMVも公開されていましたがライブで聴ける機会をずっと待ってたんだ・・・歓喜・・・主よ人の望みの喜びよ・・・リリックデザインがとてもよい・・・
後半に移行する際に(MVだと今までの楽曲の次元が次々と流れ遷移していくパートの部分です。全観測者MVを見にいってくれ頼む・・・それだけでここのエモさが跳ね上がる・・・)情緒ちゃんから斯く美しき花びらのエフェクトが出現し、優雅に優美に舞い始めてここで私の涙腺はとめどなき氾濫を迎えました。ここ実装した人に惜しみない拍手を送りたい・・・あまりにも綺麗すぎる絵で・・・なんてあたたかいのだろう・・・おかげで本ライブでぶっちぎりで印象に残っているシーンです。
この楽曲はヰ世界情緒の今までの宝石譚とこれからの希望を凝縮して献身的な愛を歌った集大成とも言えるものです。いつ聴いても勇気と元気が湧いてくる大切な歌・・・いつも日常を彩ってくれてありがとう・・・いつも楽しそうに活きる様子を伝えてくれてありがとう・・・以上天国からお送りしました。
(Fal)
理芽パート
12.「ジュブナイル」
笹川さんの「ジュブナイル」です。一発目の曲がジュブナイルだったのはちょっとビックリしました。(直前の奏報部はこの伏線だった…?) これは神椿市建設中の曲で、谷置狸眼の曲でもあります。私は受験のせいで神椿市建設中(EMERGENCE)をよく知らないんですよね。(悲しい)
個人的には歌詞の言葉選びがとても素敵だなあと思います。言語化が難しいんですが、言葉の流れがとても綺麗ですよね。理芽チのクールな声とこの笹川さんの歌詞がマッチしてて改めて凄いコンビだなあと。(「放課後の新習慣」の所がとても好き)あとフード理芽チめっちゃ可愛くないですか?最近はあんまりフード姿見れてなかった気がするので見れてとてもうれしいです。 (cytokine)
13.「甘美な無法」
ウーワァーーハッッtゥxtゥ理芽チだ~!!!!!!!笑顔!!!!!!!^^え!!が!!!?お!!!!はしゃぐぞ~!!!!!!!!!!✌
エッッッッッッッ!?!?!?!?!?!??!そうやってフード消えるんですか!!?!?かっこいいね…素敵だね(とか思ってたらこの後こういう演出たくさん出てきてて、笑顔で声にならない叫びをあげることになるんですね…)
「開戦の合図」で腕を横にやるのkkkkkkぁっこいい…なぁ~んで人はこれを「かっこいい」と感じるんでしょう…もうよくわからないですわたし。あとさあとさ、ちょっと聞いてほしいんだけどさ~あ~???「不安系なあなたたちに…」のところ右足トントンし!て!る!の!!!oh…yes…!!こういう癖とか仕草ってそれが形成されるに至るまでにその人の長い道のりがあると思っていて、そういうのが感じられるのが好きなタイプのオタクです、同志を探しています。(というかアーカイブ見直してて「ファンファーレ」の間奏でもこれやってることに気づいて両手を口にやっちゃった…)
あと歌詞の下にある記号列なんだろう…16進法??解読(?)したら何か現れるのかな…こういうのに強い観測者さん、頼んだ…私は機械とかそういうの無理だから…
もうちょっとだけオタクの早口語りに付き合ってください…アッもしあれだったら次の曲に進んでくださって構いません…次の曲を書いてるのも僕なんですけど…その次も僕ですね…ごめんなさい…次で最後にするから…
気づいちゃったんだけどThe Cosmic Puppetsだとネイルの色が少し違う…!?!?魔女集会でChildhood’s Endの浅葱色のネイルを見て「あぁ~…^^」ってなった記憶がある(魔女集会の感想ブログを参照してください)んですが、今回は浅葱色+黄色のネイルになってることに気づいて、ここにもまたいろんな人の意思が注がれてるんだぁ~…ってなってわたしニッコリ^^ (おおいし)
※以下は「おおいし」とは別の会員による「甘美な無法」の感想文です。
新曲に続いてみんな大好き甘美な無法です。テンション爆上がりです。
曲が始まってまず気になったのはなんか歌詞の横か下によくわからん文字列が表示されてることです!
こういうの見ると謎解き大好き&プログラミング勢として解読したくなってしまうので解読してみたところ復号できました。
何が書かれていたかというと歌詞をローマ字に直したものでした。どういうルールで変換されていたかというとまず歌詞をローマ字に直してそれをASCIIコードという対応表に基づいて16進数に変換されていました。まさか建設中で鍛えた解読力がこんなところで役に立つとは。


いやーこういう演出いいですよね~誰も気づかない可能性もあるけど、めちゃくちゃ意味がある小ネタって。リアル脱出ゲームとか良く凝ったゲームとかでも使われる演出です!
次に歌詞考察をしたいんですけど甘美な無法は十九月に並ぶ考察難易度だと思っていてまだ自分の中でも消化できていないので、全体じゃなくて一点だけ気がかりな部分を書きます。歌詞の最初が「3+1は4ではないんです」となっていいて、最初んんんんんn?ってなりますが後から考えてみるとこれは1984という全体主義を熱烈に皮肉った有名な小説からとってきてるんじゃないかと思います。
小説では「2+2=5」と国が言えばそれが真実になってしまう恐ろしい管理社会が舞台になっています。ただ甘美な無法のMVでは全体が廃墟になっていて人気が全然ないので管理社会に見えません。また、冒頭の歌詞以外に1984の要素が見当たらないのでこの部分は甘美な無法全体のテーマでもないかもしれません。他の考察や他の元ネタを知っている人がいたらぜひ教えてください!
この曲もささがわ節が強いですよね(ささがわ節の強くない笹川曲はないけども)
さてさて横道にそれ過ぎたのでライブの話に戻りましょう。
まず冒頭でリメチのフードが消えます。一瞬で消えるんじゃなくてパーティクルエフェクトとして消えているのがいいですね。性癖ポイント+1です。
背景のレーザ君もリメチを意識してか赤と青なのも高得点です。5億点あげます。
中盤では比較的シリアスな曲調なのに突然ハートマークをぶっこんできますアバババババババババb。その直後に手を後ろに組むシーンもかわいすぎます(共鳴を彷彿とさせる)。これがギャップ萌えってやつか(死語)


最後にリメチの衣装についてですが、The cosmic puppets大好きなんですよね。ピルグリムで見た時から一目ぼれしてしまって今回アクキーもぽちりました(大事な話なので二回目)。赤と青を基調としたvividなデザインに前に下した赤メッシュ入りのお下げ。そして極めつけは前が少し開いたロングスカート。こんなの全人類好きになるに決まってるじゃん!(主語でか発言)はあ、リメチと幼馴染の人生がよかった。
あとはめちゃくちゃ細かいですが、リメチが足でリズムをとってるときに足がスカートを貫通せずにちゃんと追従してるのがえらすぎます。実は服関係のシミレーションって無茶苦茶難しいんですが、やはりその辺ちゃんとやってると実在感が担保されるんですねえ。
ちなみにThe cosmic puppetsは、かのアンドロイドは電気羊の夢を見るか?を書いたフィリップ・K・ディックの作品の中に同名の小説があるらしいですね。そのうち読んでみたいです。神椿の中でもリメチ関連はSF要素が多い気がします。(lain)
14.「生きているより楽しそう」
まずは「甘美な無法」とこの曲の間にあったmcとその時の僕の様子を記すので「こいつできあがってんな~」というのをわかってください。
「楽しんでくれていますか~?どう?どう?え?え?え?」←(消滅)
「今日はねぇ、実はねぇ、新曲を持ってきています!」←え、かわいいねあなた^^
それでは曲に入りますね!!!!(いやmcほんとによかったので観測者、特に芽組は早くこれを見てダメになれ)
現象で初披露されてからほかのどこでも聴けなかった曲なのでまた聴ける嬉しさ…。魔女集会の感想でも書いたかもしれないけど「くらくらくら」で体を横に振ってるのすき~!!だし、魔女集会のときよりメタリックになって…る…?
あとさ!!!!The Cosmic Puppetsってイヤリングあったのね!!?!??!?!このライブで初めて気が付いた!!!ワーイ!!!
最後に、個人的にこの歌詞がどんなことを歌っているのか気になっていて、アーカイブを見ているときによさげな解釈を思いついたからここに書こ~!とか思っていたのに忘れちゃった…思い出したら追記しますね…また、「僕はこんな解釈をしてるよ」ってのがあったら引用ツイートなどに書いてくれると助かります… (おおいし)
15.「デイネイ」
し!!ん!!!きょ!く!!!!sinkyoku!??!?!??!?新曲!!!!!!!(めちゃくちゃはしゃいでいますが、わたしは新曲が全体で4曲もあることをまだ知りません。あと3回これ、またはこれ以上の騒ぎ方をします)
もうここは文章を整えずにアーカイブ見ながら書いたメモ原文をそのまま載せた方がいいかな~という気がするのでそうしますね!!許せ!!!後半はちゃんと書くから!
・直前mc「ん?なんか聞いたことないイントロだなぁ、そうです!新曲です!!」←あなた知ってたでしょ~~~~~~!!!!!!!!!!!なぁ~にが「ん?」だよまったく…(追記:ファンファーレの前にも「ん?これも、新曲だなぁ。なんだろうね?不思議な音がするよ?(少し語尾が上がっていてかわいい)」とか言ってて…)
・さび!!!!急に高くなるタイプのすき!!!!!という過去の曲全体的にアイドルとかあぁいうのとは違う可愛さがある…?うまく言語化できない。
・間奏の「ポェッ」みたいなこえなんですか!?!?!?!
・「腐った足でもいちど踏み込め」のところで体を前にやってるの好き~~~~~!!!!!!!!!!
・周りのドロドロしたのな~に~~~??????
わかりますか?見返してる時点でこれなので初見の時の様子はもう文字起こしなんてできないわけですよ。これで勘弁してください。 (おおいし)
16.「NEWROMANCE」-理芽&裏命
初めに断っておきます。たぶん私の担当分の中でNEWROMANCEが一番長くなります。それでもおっけーって方はお付き合いくださいまし。
え?アーカイブ視聴期限が(ry
星界×ヰ世界情緒が来たので、案の定理芽×裏命も来ましたね。まあ、
お情「お次のゲストは誰かなあ」
私「(まあリメチやろなあ)」
お情「星界ちゃんです」
キェェェェェェェェェェ(椅子から転げ落ちるぼく)「私」
と驚天動地のおっかなびっくり大どんでん返しだったわけですが...
まず裏命の発表の話をします。私は現象を現地で聞いていたんですが、(その時のブログ)まさか星界も発売してなかったしりめ(漢字が発表される前だったのでひらがな)は来ないやろと高をくくっていたところ現象の最後に発表されて唖然とした思い出があります。そのあと羽累、狐子も立て続けに発表されて早すぎ!漢字を推測する時間をよこせと理不尽なツイートをしました。
ただ、「裏命」という当て字はすごい好きです。中々パンチのきいた歌詞の多いリメチに「命」という漢字はあっているように思えます。
発表も早かったですが3Dモデルが実装されるのも早かったですね。だからこそ裏命×理芽は予想していなかったわけです。
異星に行こうねでfalくんがほとんど似たようなことを言っているので以下一部感想が被っていますw
さてさてついに、今回のライブタイトルであるシンギュラリティについて書いていきます。今回厳密な話はしないのでシンギュラリティ警察の方はお気を付けください。
今回シンギュラリティライブのシンギュラリティたる所以はどこかと考えた時にNEWROMANCEが一番シンギュラリティを体現していると思いました。これからその理由を書いていきます。
まずシンギュラリティとは何かというと、細かいことはおいて置くとして簡単に言うと「AIが人間を超越すること、またはその瞬間」です。しかし、AIも人間も厳密には定義できないので、シンギュラリティの定義も厳密にはできないです。したがって私はうおーAIスゲー人超えてんじゃんって思ったらもうシンギュラリティだと思っています。シンギュラリティを提唱したレイカーツワイルというおじさんは2045年にシンギュラリティが起こると予言しています。つまりシンギュラリティが起こるかどうかはまだ誰もわかりません(多くの科学者はシンギュラリティに懐疑的ですが)。ちなみに神椿のPさんことPIEDPIPERさんはtwitter idに2045の数字を入れているので恐らくシンギュラリティに並々ならぬ期待を抱いていそうです。
さて、私は裏命そのものにシンギュラリティを感じました。というのも、裏命の声は限りなく理芽に近いながらも、表面に機械的な音を残しているからです。星界、可不(後者については選択的に)は本人たちとは別の幼きAIという印象を受けますが、裏命は有機的な理芽をそのままコピペした上で機械的な音声をさらに付加したという印象を受けました。
つまり
(人である)理芽<理芽+機械音
という不等式が成り立ちこれってシンギュラリティそのものじゃねと思いました。最後に光の粒子となって消えて行ってしまうシーンがありますが、このシーンも人の歌声を持ちつつも人にはできない消え方ができると考えるとシンギュラリティっぽい(どのようにやっているかではなくどう見えるかが全てであり重要なので、この話もAIというよりCGの話だけどそれはぶっちゃけどうでもよい)
いやそんなの詭弁だろっていう矢が飛んできそうですが、もう一つシンギュラリティみたいだなと思う部分があります。というかむしろこっちの方が個人的には感動したポイントです。
それは裏命に意思を感じたことです。



「祈りか?」「呪いか?」の掛け合いのところとか最後のアレンジのところとか裏命が理芽の方を見て同調しながら歌っているように見えるのです。めちゃくちゃメタい話をすると裏命のモーションはリアルタイムにモーションキャプチャしているかもしれないし事前に誰かが手付でアニメーションを作ったかもしれませんが、そんなことはどうでもいいのです。私は「高度に発展した科学は魔法と見分けがつかない」という言葉が大好きなんですが、まさに裏命が生きているよう感じられたのです。よくAIは人の仕事を奪うなんて言われていますが、人とAIが調和し予想もできない面白い未来の一端を覗けたようでとてもワクワクしました。
いったんシンギュラリティに関するお話は終わりでやっとNEWROMANCEそのものに入っていけますw
シンギュライブを全部見て理芽×裏命を投入するならNEWROMANCEしかないと思いました。というのもNEWROMANCEはインターネットやSNSについて歌っている曲(だと思っている)ので裏命と相性がいいのです。
この曲は歌詞だけ眺めていても何もわからず、MVを見ることでなんとなくその端緒をつかむことができます。前半に理芽(人々を代表して理芽にフォーカスしただけで理芽一人を歌った曲ではないと思う)は一緒に自撮りした人を指さしてこいつら何やってるんだといわんばかりですが、中盤からはいいね数を気にしだし、ついには「完全に電波の奴隷」になってしまいます。中盤MVで理芽がいいね数をずっと見ているシーンに当たる場面で理芽と裏命で立ち位置を変えているのはインターネットに取り込まれてしまう理芽を象徴しているようで好きです。
これは気のせいかもしれませんが、NEWROMANCEでは奥のディスプレイの映像と、ライティングやステージ手前のディスプレイの映像の演出的な同期が多い気がして特に最初に映像では紫色の背景に紫色のオブジェクトが映っていてステージもその映像を現実側に延長したかのように紫色一色に染められています。それをみてなんだか裏命がインターネットの世界から飛び出してきた存在なんじゃないかと思ったりもしました。
最後にMCパートで理芽チが語った象徴的な話をします。
MCパートでは私(理芽)は留学に行っちゃうけどその代わりに裏命ちゃんを置いていきますといっていました。このセリフに私は裏命がただの道具ではなく、パートナーや家族、ペットのように常に一緒にいられる存在として愛されているなと感じました。もちろんCeVIOである裏命は実体としては音声合成処理された一介のソフトウェアではあります。しかし裏命をソフトではなく、一人のキャラクタとして見ている人も多いのではないでしょうか。可不や星界と並んで、作曲のみならず各々の思う裏命ファンアートがたくさんSNSに投稿されたりしています。
裏命は大きな分類では歌声合成技術(SInging Voiice Sysnthesis:SVS)という枠組みに入りますが、SVSといえば初音ミクを思い浮かべる人が多いと思います。(音声合成の分類に関してはこちらの記事が分かりやすいです)今でこそミクさんはみんなから愛されるキャラとして不動の地位を確立していますが、しかしミクさんは発売当初、キャラクタ性というよりも機械に自分の歌を歌わせられる道具としての側面が強かったのです。初音ミクを作るにあたって音声データを提供してくれた人はいるものの、初音ミクそのもののモデルとなった人はいないのと関係していることでしょう。一方で、花譜をモデルとした可不など音楽的同位体にはモデルとなった人物が存在します。この事実が道具としての側面を弱め、キャラクタ性を増強している気がします。
さてここまでの話を踏まえて、裏命は単なる作曲ソフトの枠を超えて、リメチが留学に行っていてもリメチを近くに感じられるお守りだったり、ロケット(打ち上げる方じゃないよ)の中に入っている写真のような存在としても機能するんじゃないかと思うのです。
人はだれしもインターネットの中に存在する電子生命体になりたいと思ったことがあると思いますが(あるよね!?あるよね!?(圧))、もちろん裏命は理芽そのものではなくインスタンスでもあるので裏命を持っている人の数だけ裏命の個性は存在しうるし、裏命は理芽の性質も持ちつつ自由な想像力と創造力で無限にインターネット上に生まれることができるので、理芽の面影を残しつつ無限に少しずつ違う裏命がインターネト上に遍在する面白い状況になっているんじゃないかと思います。それをリアルタイムで”観測”できるのはいい世の中になったなあと。
Let's all love Rim!(このネタ伝わる人いるのか...?)
話がとっ散らかってしまいましたが何が言いたかったのかというと、理芽と近しい存在といつどもどこでもいっしょにいられるのすごい!リメチ留学行ってらっしゃい!ということです。
(長文、乱文失礼しました。引き続き限界ブログをお楽しみください。)
(lain)
17.「どくどく」
笹川先生の新曲「どくどく」です。理芽チ曰く、笹川先生と作り上げている「オルタナかわいい」なる要素を含んだ曲です。(背景に心臓っぽい映像が流れてるんですが、そのドクドクともかけてるんでしょうか?) タイトルも今までのオリ曲とはちょっと毛色が違いますね。歌詞はかわいいというよりは笹川さんならではって感じで、純粋(無邪気?)でちょっと不気味な感じだと思いました。ただ、歌い方には結構かわいい要素を感じますね。(かわいいと言っても、「共鳴」とはまた違うと思いますが) ここら辺が融合してオルタナを成してたりするんでしょうか?
そして途中から3種のブロック理芽チが空から降ってきます。かわいいです。(普通に商品化しても面白そう) 改めて、歌詞に比べて演出とか歌い方は結構かわいい・ポップな感じです。特に、「期待しないで」や「この際もう」あたりは「かわいい」な印象を受けました。まだ「オルタナかわいい」の全貌は分らないですが、今後MVも公開されていくと思うので楽しみです。MVも曲の世界観の大事なピースなので「オルタナかわいい」もどんどん具体的な形になっていくんじゃないでしょうか。 (cytokine)
18.「食虫植物」
笹川真央先生の「食虫植物」です。ある意味では理芽チの代名詞とも言えるぐらいの曲ですね。自分語りをすれば理芽チを知る機会になった曲でもあってとても好きです。アレンジなんかも含めて、食虫植物には一番ライブ感が出るなあと思ってます。ライブのときってなんだか歌いだしが楽しそうな感じしませんか?それと、バンドさんのチェロ・ヴァイオリンが最高ですね。現象のときも思ったんですけどバンドにこの二つの楽器入ってるの凄すぎでは…?
次は個人的かわいいポイントですね。この振付(ポーズ?)めっちゃ可愛くないですか。まさに「食虫植物」っぽさみたいなのを感じて天才かと思いました。それと最後、ドラムの演奏に合わせてドコドコするとこも好きです。(語彙力不足) まとめると、しっとり理芽チと笹川さんが調和してるいい曲ってことです。 (cytokine)
19.「舞」
Guianoさんの「舞」です。すっかり笹川さんワールドに染まっていたのでこのタイミングでの舞には不意を突かれました。今回の注目要素の一つ、ノースリーブへの変身も見れます。直前のトークでこの夏からのアメリカ留学の話になってしんみりしてたんですが、「私は旅に出ます」で感情が破壊されてしまいました。本人も、留学のチャンスを貰った時、迷ったと言ってました。でも、行くという決断をして、その為の大変な収録や手続き、用意を成し遂げてきたのかなあと思いました。これは私の個人的な感想(≒決めつけ)でしかないですが、「私は旅に出ます」にある種の決意表明みたいなものを感じました。
ただ、そこから「いつかの今日も生きていけるのです」をいつも以上に明るく歌い上げているようにも感じました。途中の「Hey!」にも滅茶苦茶元気を感じました。
いつも元気でv.w.pの中でもハツラツなイメージのある彼女らしいのかなあと。
そして、「舞」は春を感じさせる歌ですが、今回のライブにも桜の花が舞ってるんですよね。まさに、彼女のための夏の桜ですね。桜で思い出すのがMisumiさん作詞の「Flowering」です。彼女が高校を卒業するタイミングの歌なんですが、それも重なって追い打ちを…。正直、バーチャルな存在でも遠い国に行くとなると一抹の寂しさみたいなものを感じます(ちょっと不思議ですね。) ライブでも配信でも動画でも姿を見るのはいつも画面越しですが、リアルを感じます。(CIELちゃんやVALISの子たちとはまた違う意味で、です。) リアルとバーチャルの関係性、面白いですね。とにかく、アメリカでも天真爛漫な彼女に期待大です。彼女の歌う洋楽がますます楽しみになりますね。 (cytokine)
20.「ファンファーレ」
またまた笹川先生の新曲、「ファンファーレ」です。個人的に今までとはまた違う曲かな?と思いました。「どくどく」の所でも話した「オルタナかわいい」要素を感じます。確かに、笑顔とか合いの手とかから感じるかわいさとは違う気がするんですよね。最初はしっとりして落ちついた曲やんと思ってました。ただ、全体的には軽快でちょっと楽しそうなリズムで、「めちゃめちゃ」「ぐちゃぐちゃ」と「天使」みたいな歌詞が共存してるのが面白い曲です。ちなみに背景も結構ポップですね。
このサビの所の振付、かわいすぎてビックリしました。急にめっちゃ大胆なことしてくるじゃん。(まさに天使?) 歌ってるときには結構クールな印象のある理芽チに急にこんなことされると心臓が止まりますね。 (cytokine)
21.「ピルグリム」
来ましたね!!!!!!僕の一番好きな歌!!!!!!!mv見たときの「びっくりした…」の感覚を忘れられないです。
というかさ!?!ピルグリムの前に「次が私の最後の曲です!もう聴いたことがありますよね!わかる方は一緒に歌ってお別れしてください!」って言っていて、「うわぁ~なんかわからないけどライブって感じが
するぞ~?たぁ~のし~!!!」にな
れてよかった…。しかも「今日は皆さん楽しんでくれましたか~!?うんうんうん、私はめ~っちゃ楽しかったです!」って言ってるところがアノ…とても…”良”だったので皆さん見てください…!
ほかのmcで言えば、「食虫植物」の直前に「お次の曲はもしかしたら、みんなが、知っている、かなぁ?という曲なので知っていたら一緒に歌ってください!」って言っていたんですが、「あー、もしかして再生回数という概念を知らないタイプ…?」ってツッコミを入れたくなったのでここもすきです(食虫植物は3000万回こえてる)
魔女集会で初披露された時も、mvが公開された時も思ったんですが、この曲って歌詞もmvもライブの背景映像もどれも綺麗じゃないですか???「特に歌いだしの『動かない水平線の向こうで夜空は泣いているといいな』が好き」って書こうとして歌詞を検索したらもう全部良くて「う~ん、えらべない!(笑)」になりました。兎に角全てが正解の歌だから「まだ聴いたことないよ!」とか「まだmv見てないよ!」とかって人はこんな限界黒歴史を読むんじゃなくてmvを見に行きなさい!!!!!ほら!!!散った散った!!
あとは最後の方の指パッチンあるじゃないですか!!あれをライブでもやると思ってなくて、やってくれた時の嬉しさたるや…あれかっこよくないですか??どこをとってもきれいなピルグリムの中にあるからこそ一層かっこよく見えるというか…本当にありがとうございました…! (おおいし)


理芽×ヰ世界情緒パート
22.「泡沫」
廉さんの「泡沫」です。理芽チと情緒ちゃんと言えば!なデュエット曲かな?と勝手に思っています。理芽チのクールな声と情緒ちゃんの透明な声が合わさって最高です。落ち着いた曲でいて力強く歌い上げる曲という印象なので、この二人らしい曲だったりするのかなと思います。(個人的には振付も相まってこういうイメージがとてもあります)これはバーチャルならではかとも思うんですが、水中を意識したような水泡や水面の演出も相まってとても綺麗です。
そして歌い終わった後に向き合うところも素敵ポイントです。そしてここからのトークが可愛いんですね。ギャップで成仏しました (cytokine)
23.「不的」
イントロからの特徴的なカッティング理芽チボイス・・・間違いない・・・これは理芽チにフィーチャリングしたデュエット曲だ・・・また一つデュエット魔女曲が補完されました。そして作曲もやはり笹川真生さん!
特徴的な歌詞は理芽チワールドを形成するそれですが、そこに情緒ちゃんの透き通った歌声が加わるとまた違うベクトルに向かう新体験ができました。直接的な「魔女」というワードは表出しないにせよ、V.W.Pとしての人間離れした超越的存在からの「不敵」な視点を謳う様は正しく魔女の世界観を歌っているでしょう。
魔女曲でありながら最後は悔恨にも似た哀愁を感じさせる着地をするのは笹川さんらしさを感じました。ロックなかっこよさの中にねっとりとした憂鬱を織り込むのが本当に上手い・・・気が付いたらクセになりそうです。
アーカイブ追加パート
24.「変身」
さてさてここからアーカイブ追加パートです。現象の時みたいに追加購入しないと追加曲が聞けないんじゃないかと少し危惧していましたが同じチケットで聞けたのは本当にありがたい。
デュエットパートになってから3Dモデルが花魁鳥Revolutionsに変わりましたね。 現地で最初見た時はえぇーみんなの身長が均一化しちゃったじゃんと思いましたが5秒後に、でも質感すごいし顔が丸っこくなってめっちゃ可愛いと熱すぎる手のひら返しをしました。
変身はV.W.P曲なのでMVでは5人で歌っていますが、今回はデュエットです。MVでは人数も多いし映像が凝っているのでリソースの多くを視覚的に奪われてしまいますが、ここでは情報量が落ちる分楽曲そのものに目を向けやすくなっています。どこかのMCパートで言っていた、本来の他の人のパートを歌うとはその人になり切れるといっていたのが面白かったです。(花譜たろになろうとする理芽チって良すぎない??????????)
曲自体についていえば、羽が全部持ってったの後のラスさび前の旋律が大好きです。かっこよすぎんか!??!?!!!?ピアノ君なんであんなに変幻自在なの?!?!?!?
変身のここ好きポイントはいっぱいあるので箇条書きで書いていきます。
・(画像1枚目)やっぱり何といっても残像パーティクルエフェクトが最高です。これ嫌いな人いないでしょ(断言)。これはxR FesでVALISも使っていたエフェクトで、通常残像は移動の速さや動きを強調するものですが(実際VALISもキレキレダンスが強調されてた)、この変身ではあまり動き自体は激しくないので魔女たちが持つマナや魔力みたいなものが漏れ出してるという想像をしました。仮想の存在は自由自在に造形を決定できるだけでなくこんな風にゴリゴリに色んなエフェクトを付与できるのが魅力的ですよね。
どうしてもずっと二人に目が行ってしまいますが、キネポもなかなか凝っていて文字の動きだけで疾走感が伝わってきます。
・(2枚目)最後の方に二人が互いに見つめあいながら立ち位置を変えるシーンです。残念ながらこの時理芽ちの顔は見えないんですが、お情が力強く歌いながら理芽ちを見つめるのが最高すぎます。
・(3枚目)最後にステージのライティングが消え、残像エフェクトを残しつつ二人のシルエットが形成され曲がフェードアウトしていきます。影絵をはじめとする光と影が作り出す演出はド性癖なのでこのシーンだけで何度も見直しました。影そのものは光を発していないので単体では見えないけど周りに光があると光に縁どられて「影」が急に認識できるのいいよねえ(しみじみ)



MCパート
曲追加だけじゃなくてMCパート存流(おもろい誤字だったので
そのままにしとこ)のありがてえ。二人の変身に対する感想が語られます。
歌唱はバリかっこいいのにMCになると突然ふわふわするのが魔女たちらしいと思いました。これでも少しは語りが上達してきてますね。みんな成長したなあ...(突然の後方腕組保護者面観測者)
バンドメンバーへの感謝もありました。ありがとうバンドメンバー!!
1つ1つ紹介していてはキリがないので私が一番刺さった部分を紹介します。
リメチ「やっぱりツーマンで歌う量も増えるし、そのなんていうかより親密に」
リメチ「なんだろう、こう、独占してるみたいな。お情を独占してます!いえーい」
僕「ミ゜(絶命)」
オジョジョ「うふふふふふ、私もそのままの言葉をみんなに。みんなって誰やって感じ」
僕「リスポーン)」
リメチ「みんな独占しちゃってごめんね。(手でハートを作る)」
僕「ミ゜(リスキル)」



とこんな感じで毎度のMC中の観測者大量昇天イベントが発生しました。
MCパートの最後はライブへの感謝で締めくくられました。こちらこそありがとう!
25.「玩具」
ウッハーーーーーーーー!!!!!!きたわね!!現象で僕の情緒をぶっ壊した理芽チセンター曲!!!!!
実はライブ当日は用事で観られなかったのでアーカイブで初見を楽しんだんですよ。ということはですよ!?!?!僕は新曲4つに殴られた後に玩具を披露する場面に出くわしているんですよ!!!!そんなことされたらこのオタクの体力なんてものはもうゼロで、ひとりで「アヒャー」としか言えないバケモノになり果てる訳です…
ここもメモ原文を載せますね…多分その方が伝わるから…
・バラバラだったパーツが集まって「玩具」の文字が出来上がる演出かっこいい!!
・お情の「しぃ~んじて?(足上げ)」だ!!!!!!!!!!!
・「リセットボタンのブームはとっくにオワコン」(お情)が「ボタン↑」だし、その後急にかっこいい声になって…惚れるな~
・サビのところ、お情がハリのあるかっこいい声で、理芽ちが綺麗な高音で歌ってて…この2人めちゃくちゃ良くない???表現力~!!!!!
・ウォ!!??!現象でもやってた「最後にふり返るアレ」をやってくれた!!!こういうの好き…
いや本当のほんとにこの2人良くないですか???いいんですよ!!いやというか神椿自体が”良”の権化みたいなところあるので良いのは当たり前なんですけど…そうじゃなくって、この2人が歌ったとき、互いのいいところが邪魔することなく出ていて安心感があるというか…わかってくれ…表現力のないタイプのオタクですまない…というかもうこんな限界文読まずに円盤出たら聴いてくれ…
て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!か!!!!!!!!!!さ!???!??!?!??!お情の「しぃ~んじて?」みたいに片足上げるやつ、理 芽 ち も フ ァ ン フ ァ ー レ で や っ て た ん で す よ!!!??!?!!??!???ファンファーレは僕の担当でないのであまり書けませんが、見たときは目を見開いて口を開けて額に手をやって「/(^o^)\ナンテコッタイ」になりました…。(追記;ファンファーレ担当の方が言及してくれてましたね…!握手!というかファンファーレ担当の方、全体的に文章うまくない?すごいタイプのオタクだ…)
玩具に戻ると、大まかな(はしゃいだ)感想は上の通りで、やや真面目な感想としては、以前は5人で歌っていた玩具を今回は2人で歌った訳ですが、そのふたつを比べて聴いてみたりしたいですね…2人で歌ったからこそ見られたパートとかあるでしょうから…とか、ガラスが砕ける演出があって、そのガラスが透明で、向こう側にいる魔女やバンドメンバーが見えていたために、恐らく神椿のライブで重視されている「実在感」が感じられて「うへ~いいな~^^」になってました。いや、こういう細かめのところまでこだわってくれるの嬉しいわね… (おおいし)



3枚目;シンプルにここすき^^
おわりに
・おおいし:いかがでしたでしょうか。魔女集会、現象の感想ブログではだいぶ暴れていたので、今回は少し落ち着かせたつもりですが、なんにしても私の興奮やライブの楽しさが伝わっていれば、あるいは、読んでくださった方が楽しめたのなら嬉しいです。
次は不可解参(狂)ですね!これも感想を書くと思うので楽しみに待っていてください!
・cytokine :理芽&ヰ世界情緒の「Singularity live」に春姉さんの「シュークリームライブ」と来て次は「不可解参狂」です!現地に参加するのがとても楽しみです。(さよならn万円)花譜ちゃんのワンマンだし武道館だし狂だし色々と期待大です。個人的には衣装と演出が気になりますね…。
・lain:正直、本編見るまでこのライブをなめていました。ライブ開催の発表は直前だったし来月に不可解参(狂)とかいう頭のおかしそうな(誉めてる)ラスボスが控えているし、まあリメチを送り出すための軽い感じのものかなと思ったらこの出来ですよ!Pさん含め関わった方全てに敬意と拍手を送っています。理芽ちが旅立っちゃうのは少し寂しいけど裏命チもいるし、神椿が(物理的に)ワールドワイドになるのは大歓迎です。留学楽しんできてください!もし時間があって気が乗ったらどんな様子なのかレポートしてくれたら嬉しいです。
(今日の同時視聴も楽しみにしています!)
・Fal:さて今回も限界感想文、もとい怪文書を書かせていただきました。何曲かは深夜テンションに任せて色々遊んでいるので、気づいてフフっとなったなら幸いです。推しのライブを観測することができて改めて幸せでしたし、今後も彼女たちが楽しそうに歌い笑う様子を拝めることを僥倖しようと思います。理芽ちゃん、改めて留学たのしんできてね!!!
さて、次回は不可解参、はたまたヰ世界情緒展でお会いしましょう。