先日にじさんじ所属ライバー「文野環」が視聴者の親のコメントを集めて指示厨カレーを作るという配信を行いました。
文野環が作ったこの指示厨カレー,一体どんな味がするんでしょうね...?という訳で再現してみましょう!
今回製作を目指す文野環作の指示厨カレー
(参照 https://twitter.com/nekokan_chu/status/1378661829606469633?s=20 )
🍛文野環の指示厨カレー🍛
~材料について~
文野環の配信を精査して,まずは何が使われているのかを確認しましょう。配信の初めの方に今回使用する野菜とカレールーが映っています。
こちらに映っている野菜(?)を確認すると
・じゃがいも
・にんじん(皮をむかなくてもいいにんじんらしい)
・玉ねぎ(新玉ねぎ?)
・ドラゴンフルーツ
が映っています。なんでドラゴンフルーツなんてものがカレーの材料として居座っているのかは謎ですが,そんなこと考えても「文野環」で片付くのが怖いですね。
さらにカレールーについて見てみると,うっすらと甘口の表記が確認できます。実際に配信内においても文野環が「カレールーは甘口が好き」と発言していることを確認できます。
その他使用している肉については配信の1:00:17では「小間切れってやつだよ」,1:02:50において「豚肉炒め」との発言があったため豚の小間切れ肉を用意します。
さらに1:38:23ではカレーが美味しくなるように飾り付けとして「葉っぱとお花」を用意したと発言しています。これらは実際の完成品を見ても確認できます。
他にもご飯の代わりにポップコーンを使っています。
という訳でこれらを用意しました!
*配信で用いていたようなポップコーンを調達できなかったため,こちらのようなタイプのポップコーンで代用しました。
~作ってみよう~
先ほどの文野環の配信のアーカイブを確認しながら指示厨カレーのレシピを見ていきます。まずは野菜の下処理から始めます。初めににんじん,ドラゴンフルーツを水で洗い,玉ねぎの皮をむきます。皮をむいていないドラゴンフルーツを洗うことに疑問を抱いてはいけない。
その後じゃがいもを洗い,視聴者さんの親にさんざん言われて渋々じゃがいもの芽を取って野菜の下処理は終了です。
次に野菜を順番に切っていきます。じゃがいもは一口大の大きさにカットします。説明が分かりやすい視聴者さんの親のおかげで,一口大が消しゴムサイズの大きさだと分かった文野環が独特な直方体の切り方をしたのでそれに合わせます。今回は新学期が始まるということで,新品の消しゴムのサイズを意識してじゃがいもを切りました。
(端材が多く出たのでそちらもすべてカレーに投入します)
そして切り終わったじゃがいもは水にさらしておきます。
にんじんは上のヘタの部分を切り落として小さく切ります。切り方についての指示は確認できませんでしたが,完成品を見るとにんじんが円柱形になっているため輪切りにします。配信では皮まで食べられるにんじんを用意していますが,そのようなにんじんを調達できなかったため普通のにんじんを用いています。
玉ねぎはみじん切りにするという指示が出ていましたが,文野環の方がやる気をなくしかなり適当な荒い半月切りになりました。配信では荒い半月切りの玉ねぎの写真を公開した後に視聴者さんの親に怒られ,反省して何度か玉ねぎを切る音が聞こえてきたのでもう少しカットを加えます。今回は下の写真のように包丁を入れました。
次に切った野菜に火を通していきます。視聴者さんの親たちのカレー作り派閥論争の末決まった,玉ねぎ→にんじん→じゃがいもの順番で野菜に火を通していきます。玉ねぎ入れる前に油を鍋に潜影蛇手しておきます。配信では玉ねぎを入れた後にかなり大きな油のはねる音が聞こえてきているので,油を入れすぎたか水分が多く混入してしまったかのどちらかだと思われます。今回は油を入れ過ぎたと考えて少し多めに油を注ぎます。
そしてにんじんを入れるときにも油を潜影蛇手し,じゃがいもは水から取り出して鍋に入れて野菜パートは終了です。現時点でこのような状態です。
まだ普通のカレーができそうですね。
野菜に多少火が入ったら豚肉も投入して加熱していきます。そしてここからドラゴンフルーツの出番です。ドラゴンフルーツを4等分にくし切りしてまずは味見をします。
ドラゴンフルーツをそのまま食べるとスイカに近いフルーツ特有の甘さを感じた後に酸味を感じるような,まさにフルーツといった味がしました。文野環が言っていたように美味しくない訳ではなかったため,その点は安心でしたがカレーに入れる味ではないなとは思いました。
ドラゴンフルーツもさらに小さくカットして火を通していきます。(カットの指示はありませんでしたが完成品や途中の様子を見る限り大きな塊が見受けられなかったため切ったと判断しました。)これでカレーの具材がすべて揃いました。ドラゴンフルーツがひと際存在感を放っていますね。
次にこちらの鍋に水を入れていきます。今回は文野環が使用したものと同じカレールーを調達したため,入れる水の量も同じく600mLです。そして水が沸騰するまで待ちます。この間に文野環は歌を歌っていたため,何か適当に歌います。今回はカレーを作りながら聴いていたこちらの曲たちを歌って沸騰を待ちました。
鳥の詩 covered by ヰ世界情緒
春を告げる covered by 獅子神レオナ
不埒な喝采 feat可不
十分に歌い終わったら灰汁を取って弱火にします。そしてこの時にポップコーンを作り,カレールーを潜影蛇手して少しかき混ぜて溶かしきったら完成です。
ドラゴンフルーツが入っていること以外いたってシンプルな見た目のカレーができました。個人的にはもっと奇抜な見た目のカレーになってしまうと思っていたのですが,思ったよりもドラゴンフルーツの種が拡散しなかったため杞憂に終わりました。
そして最後にこのカレーを盛りつけます。ご飯の代わりにポップコーンをよそい,カレーをかけ,おしゃれにするために草を生やします。今回はイタリアンバジルを調達して生やすことにしました。文野環が使ったと思われる食用菊は少々値が張ったので,そちらの再現を諦めました...このようにして出来上がった文野環の指示厨カレーがこちらになります!
~食べてみよう~
せっかくたくさん作ったので,数人を呼び出してみんなで文野環の指示厨カレーを食べることにしました。味の感想としては...
・ポップコーンのバターの風味が意外とカレーに合っており,ご飯の代わりとしてまだ耐えている
・カレールーがしっかりしているおかげでちゃんとしたカレーになっている
・ドラゴンフルーツのほのかな甘みが消え,触感と酸味だけが残ったためトマトのような感じがする
といった具合でした。既製品のカレールーが非常に優秀で,カレーとしての味がぶれていないため普通に美味しいカレーになっていました。またドラゴンフルーツに関してもカレーにトマトが入っているような感覚だったため,味に関しては特に問題点はありませんでした。作ろうと思ったときは,まさかこんなにも普通に美味しいカレーになるとは思っていませんでした...
~材料費について~
最後にかかった材料費を記載しておきます。文野環の指示厨カレーを食べてみたい方は是非参考にしてみてください。
文野環の指示厨カレー4人前
・新玉ねぎ小3個 64円
・にんじん2本 108円
・じゃがいも2個 216円
・小間切れ豚肉 306円
・ドラゴンフルーツ324円
・イタリアンパセリ4本 36円
・ポップコーン 214円
・カレールー(1/2) 85円 計1353円
(ドラゴンフルーツを安く買えたため,材料費を抑えることができました。)
(記事作成:城垣)