会長の独り言:御伽原江良生誕祭2021

初めましての方は初めまして、そうでない方はいつも京V同に興味関心を持ってくださってありがとうございます。京都大学バーチャルYouTuber同好会の会長、綿貫すとらです。

本日からサブブログ新シリーズ(?)『会長の独り言』を始めます。このシリーズでは会長である私がVに関連して思ったことをつらつらと綴っていこうと思います。最近見て面白かった配信の話をすることもあれば、V界隈で起こった大きな出来事について話すこともあるでしょう。更新頻度に関しては今後要検討とさせていただきたいと思いますが、ある程度コンスタントに更新したいとは思っております。

 

「御伽原江良誕生祭」が「御伽原江良生誕祭」になった話

皆さまは昨日何の日だったかご存じでしょうか。そう、元にじさんじ所属の御伽原江良の誕生祭改め生誕祭だったのです。なお私は、「誕生祭」を生きている人に用い「生誕祭」は既に亡くなった人に用いておりますのでご理解いただければと思います。

さて、失われた「御伽原江良誕生祭2021」改め「御伽原江良生誕祭2021」が昨日行われましたが皆様はどれだけ目にしたでしょうか。実はわたくしの本垢のFFの方には王候の方がそれなりにいたこともあって、TLにいい頻度で流れてきました。さて、そんな「御伽原江良生誕祭2021」に合わせて、少し御伽原江良というVtuberを偲んでみることにしました

 

私が御伽原江良に出会ったのはにじさんじからの2019年3月8日のプレスリリース。初配信ももちろん視聴していました。しかし、2019年3月と言えば私が受験した大学に全て落ち、浪人が決定したタイミングでもあります。10日に第一志望校の不合格発表から国公立後期日程までとても忙しく、正直に言うと初配信以降の配信は見れていませんでした。

後期日程が終わり御伽原江良の初配信からおよそ1週間、YouTubeに皆様も見たことがあるだろう切り抜きが出てきました。キャラが崩壊した、本性を現したなどと表現されたあの1週間を経て、私も受験が終わり(不合格ではありますが)落ち着いたことでそこからは配信をそれなりに見ていました。

それ以降で特徴的だったのは、活動開始日からちょうど1か月後に行われた「にじさんじMIX UP!!【#19】」。特に具体的な説明は致しませんが、このMIX UP!!はもちろんその後の御伽原江良のソロ配信や新幹線のエピソードなども見ていました。

また、同年12月8日に行われた「Virtual to LIVE in 両国国技館」は当日券を手に入れて会場で参戦しました。当時を見ていた人ならば語ることはないでしょう。彼女の卒業が発表されたときに真っ先に思い出したのはあの時のことですし、あの時会場で声を出して最後までコールできたことは心の奥に大切にしまっておきたいと思います。最後の方は命がけでしたし声は枯れましたけどね。

また、翌2020年の1月に行われた3Dお披露目配信は今の3Dお披露目配信の流れを作ったひとつだと思っていますし、「おねがいダーリン」を歌って踊ってくれたのが本当に嬉しかったです。やはり彼女は楽しそうに、嬉しそうにしている姿が一番だと思います。

同月末の「petit fleurs株主総会」にどうしても行きたかったのでチケットの一般販売でF5連打をしたのもいい思い出です。実は一般販売日はセンター試験2日目、F5連打してたらセンター試験に遅刻したというアホ受験生エピソードもあったりしました。

「Shout in the Rainbow 札幌公演」はメンバーが本当に好みで、何とかしていきたかったですが関東から札幌まで行くのは一人の浪人生には無理でしたね……「SMASH the PAINT!!」の中でも「1+1でQ.E.D.!!」は一番好きな曲だったのでオンラインとはいえ彼女たちが実際に歌っている様子を聞いていた時は必死にコールしていました。

「premiere fleurs」は一人のI've soundファンとしても嬉しかったですし、どの曲も本当に良かったです。「ミラフル**」は中でも本当に好きな曲で、カラオケに行くと大体一人で歌って喉をつぶしていました。一度も生で聞けなかったことが本当に悔しいです。

6月に秋葉原で行われた「premiere fleurs発売記念コラボカフェ」には、実は京都から1泊2日夜行バスの強行軍で行きました。社会情勢が怪しくなっている矢先ということもあって大々的には言えませんでしたが、今となっては強引にでも行ってよかったという思いがとても強いです。

petit fleursが行った最初にして最後のイベント「リシアンサス」は都合により行くことが出来ず、本当に悲しい思いをしました。当然Blu-rayは購入しましたが、正直に言うとまだ見れていません。いずれ、心の整理ができたときに見ようと思います。

 

大きなイベントだけを取り上げても、たった2年間でこれだけたくさんのものをもたらしてくれた御伽原江良は本当にすごい存在だったのだと思います。正直に言えば全ての配信を見に行けていたわけではないですし、メンバーにも入っていませんでしたので「お前は王候か?」と問われればYesと答えることはできません。Twitter上でたくさんの王候たちの様子を見させていただいていたこともあって名乗るのがおこがましくなってしまうほどです。それでも御伽原江良という存在が好きだったことは間違いないです。個人的にはツイステのガチャ動画(配信)が好きで、ツイステをやっていないのにもかかわらずすべて見ていました。面白かったです。

 

私から見て、御伽原江良は本当にひたむきにまじめな人でした。そんな彼女の姿には尊敬しかなく、彼女が歩いた2年間を称賛するほかありません。御伽原江良はたった2年間でありながらも私たちに、そしてにじさんじに大きなものを残してくれたと思います。

3月に御伽原江良はにじさんじを卒業しました。今彼女がどこでどんなことをやっているのでしょうか。おそらくあれだけのオタクですから、きっとどこかでインターネットを楽しんでいることでしょう。彼女の今について何としてでも知ろうとすることはありませんが、どこであれ彼女が元気で生きていればそれだけで十分です。もしささやかな願望を付け足すのであれば、御伽原江良が歩いた2年間が彼女にとって少しでも良いものであってほしいと願うばかりです。

 

御伽原江良に対する感情をすべて詰め込んだわけではありませんが、「御伽原江良生誕祭2021」も終わりましたので御伽原江良を偲ぶのはこのあたりにしておきたいと思います。御伽原江良に関する思い出は心のどこかにしまっておいて、たまにこうやって思い出そうと思います。

さて、期末試験が近づいていることですし今回はこの辺で筆をおきたいと思います。皆さんも、たまには思い出の中にしかいないVtuberに思いをはせてみて下さい。

(記事執筆:すとら)