「HOLOEARTH CHRONICLES volume.0」と枢木ユウさんのお話

はじめに

 先日、闇ルートからこちらの本を入手しました。せっかく待望していたブツを手に入れることが出来たので、自慢がてら紹介をしていきたいと思います。また、この本の著者である枢木ユウさんについても、過去のツイートを掘り起こしつつ、やや詳細に紹介していきます。

 

 

 

「HOLOEARTH CHRONICLES volume.0」のお話

「HOLOEARTH CHRONICLES volume.0」とは

 2019年冬のコミックマーケットで「ホロアースプロジェクト」と銘打って販売された、公式による二次創作同人誌です。大陸極東にある「ヤマト」という島国を舞台に、独自の世界観が描かれます。全22ページで、著者は枢木ユウ、発行元はカバー株式会社、発行者は谷郷元昭。登場人物やイラストレーター、ライターは以下の通り。

登場人物

白上フブキ/大神ミオ/謎の鬼の少女A・N/謎の電脳アイドル巫女M・S

イラストレータ

リアス/ヤチモト/さばみぞれ/まるん/えんがわ

ライター

野村イクミ/枢木ユウ

 

版について

 2019年12月28日第1版発行。C97現地および大丸梅田店 ×「ホロライブプロダクション」期間限定ポップアップストアで販売されていた分です。なお、後者については初版二刷分となっています。

 

 2020年2月29日第2版発行。この時の通販分です。上記のツイートから、誤字についてはこの版で修正されたようで、章番号については初版二刷分で既に修正済みかもしれません。

 

中身について

 この本の中身について、もちろん写真を貼ったりすることは出来ないのですが、ぶっちゃけた話22ページ中18ページくらいはHOLONOMETRIAに掲載してくれているので、そちらを見れば事足ります(イラストは若干見切れていますが)。だからこそ、再販は無いんだろうなあと手に入れてから感じました。あとはおまけの数ページ+αがあって、今のところはこの部分がオリジナルになっています。読みたい方へ、頑張って探しましょう。絶望的に市場に出回らないわけではないと思います。

 

 ちなみにこれがおまけの一つです。

 

枢木ユウさんのお話

アイコンその他について

 思ったよりホロクロについて書くことが無かったので、こちらに話題を移します。皆さんご存知、「ホロアースをなんやかんやしているあやふやな存在」の枢木ユウさんですが、広く知られるようになったのはごく最近でしょう。2ndPV公開とホロアース特番の際、こちらのツイートがバズったのと同時にフォロワー数が激増したと記憶しています。

 この時期から知った方は私が勝手に「パスファインダーちゃん」※1と呼んでいるこのアバターのアイコンの印象が強いでしょうが、少し前までは下のような怪しいだるまアイコンでした。なお、カバー社内でも怪しまれていたようです。

※1 「パスファインダー」の由来は、HOLONOMETRIAにある以下のような記載です。本当に勝手に呼んでいるだけ。

ようこそ冒険者パスファインダー
我々のデータアーカイブは、あなたを歓迎します。
この星明かりが、あなたの旅路の導べとならんことを。
ホロノメトリアは、
ホロライブ・オルタナティブで語られる世界観のアーカイブです。

HOLONOMETRIA

 このアバターを巡って誤解を生じることがあるのですが、詳しくは以下のツイートのツリーを参照してください。

 

手を滑らせがちな件について

 枢木ユウさんが手を滑らせて情報をチラ見せすることは稀によくありますが、その中でも個人的に興味深いものについて紹介して、本稿を終わらせたいと思います。ちょっとだけ長いかもしれません。

 

 たぶんこれが最初のツイートだと思います。ちなみに公式Twitterで公開したイラストは以下の2つ。HOLONOMETRIAに掲載されているのは、おそらくメイビー本に収録されているものなので、見比べてみてください(この後答えも書いてます)。

 

 こちらもHOLONOMETRIAに掲載されているイラストから何を指しているのかわかります。お察しの通り、「みこのつとめっ!」ですが、何話か確実にはわかりません(2話に近いシーンがあった?)。

 

 イラストのテーマも教えてくれます。神代に戦があったんですね。モデルは関ケ原な気がするけどどうなんだろう。

 

 刀の名前以外はここでしか出てない情報だったと思います(ヤマト神想怪異譚第1話でムラサメマルという名前は出ている)。ホロペディア見せて( ^)o(^ )

 

 Twitterで第0話が公開されたのは2021年6月4日なので、かなりの滑らせ具合です。

 

 この匂わせを知っていた人はえらいです。当然当時の私は知りませんでした。

 

 こんな感じらしいです。はえー。今は「ホロアース」がメタバースプロジェクトの名前にもなってしまったので、ちょっとややこしいいんですよね。

 

 holoX以外にも秘密結社が存在するらしいです。

 

 予告編の時の小話シリーズで、リプライも追ってないと見逃してしまいます。クリスタルのやつ、2ndPVだと港町にある⚓のモニュメントなんかもわかりやすくなってましたね。

 

 ここでもう一度HOLONOMETRIAを見ていただきたいのですが、「ケガレバライ」と「チカラクラベ」って実装されてないんですよね。これ、ホロライブ検定に出ます。また、並び順も地味に違います。

 

 最初に紹介したイラストのバージョン違いのお話、これでした。他のところも合わせて計5匹いたらしいです。

 

 白上のCM風動画の時のやつです。初見だとどっちかわかんないよね。

 

 謎のファイルが届いた!みたいな公式番組の時です。はえー。ウェスタは大陸西方、ヤマトは大陸極東に位置するらしいですが、それとは別の大陸があるっぽいですね。

 

 これだけはリアルに手を滑らせたらしいです。本当の発表はたぶん12日。

 

 埋め込みが多くて重くなりそうなのでこの辺りで終わっておきましょう。これ以外にも、特にホロアース関連の小ネタをたくさん公開してくれているので、ぜひツイートを遡ってみてください。

 

さいごに

 私はホロライブ・オルタナティブおよびホロアースプロジェクトを全力で応援しているのですが、一つだけ文句を言いたいことがあります。というのは、ホロライブ・オルタナティブの公式サイトを見ていただければわかるのですが……

 そうです。このサイト、2022年2月3日のNEWS「ホロアース」と「ホロライブ・オルタナティブ」のこれから以降、更新されていません。2ndティザーPVも公開されたし、マンガUP!で「Holoearth Chronicles Side:E ヤマト神想怪異譚」の連載が始まっているにもかかわらずです。

 せっかく素晴らしいプロジェクトを展開してくれているのだから、こういう所にも気を配って欲しいと願いつつ、筆を置くこととします。今後のホロライブ・オルタナティブおよびホロアースプロジェクトの展開に期待して、続報を待ちましょう。

 

(記事執筆:黒影海老)