『魔女集会 JOINT LIVE』を観測した話

初めに

皆さま初めまして、京都大学バーチャルYouTuber同好会の観測者(の一部集団)です。今回、4/15, 16に行われたV.W.Pによるライブ『魔女集会』『現象』を観測した会員が一定数いたので、分担しながら感想記事をまとめることにしました。本記事は『魔女集会 JOINT LIVE』の感想記事です。オタクたちによる思いの丈を各々の言葉で書きましたので楽しんでいただければ幸いです。なお、『現象』感想記事に関しては第三部公開後に公開予定下記リンクからご覧いただけますので、もしよろしければこちらもどうぞ。

 

会員紹介

・はじめまして。lain(れいん)と申します。よくラインと読み間違えられます。ちなみにLINEよりslack派です。大学から帰ってきたあと21時頃配信をアーカイブ視聴しました。

・初めまして。おおいしと申します。気がついたらブログを書くことになってました。情弱で気がついたらチケット抽選期間が過ぎていて、寝坊のために先着順も不戦敗して配信を見ていました。

・初めまして、綿貫すとらです。今回のライブが神椿初めてのライブで、このライブに行くことが決まってから不可解弐Q2ReubuildingのBlu-rayを見せてもらった新米観測者です。現地16列目で参戦です。

こんにちは。Falです。普段は観測者界隈に存在しており、主にヰ世界情緒さんや幸祜さんを好んで観測しています。この度、初めての神椿のライブの現地参戦(しかも全日程)を果たすことができました。魔女集会では真ん中の席(15列目の20番)ですごいやかましい動きでノっていました。神椿の凄まじいライブ演出と、なによりも魔女たちをこの目で直接見れたことがとても幸せでした。

・城垣です。某ライバーの「命に嫌われている。」の替え歌からカンザキさんにたどり着き,そこから花譜ちゃんに流れ着いた経歴を持つ観測者です。魔女集会は豊洲ピットの真ん中あたりの真ん中あたりの席で視聴していました~

 

幸祜パート (written by lain)

初めに

今回初めてブログを書きます。御見苦しい点もあるかと思いますが、お付き合いいただけると幸いです。

神椿STUDIO(以下神椿)もとい花譜ちゃんはpanoraさんの記事でデビュー当時から知っていましたが、曲が投稿されたら聞くくらいであまり深くは追っていませんでした。ちゃんと追い始めたのはファーストワンマンライブの不可解あたりでしょうか。彼女の持つ稀有な歌声、神椿(主にPIEDPIPERさん)が展開する圧倒的な世界観、そして花譜ちゃん自身が元々プロの歌手でも何でもなく東北のどこかにいるただの中学生(当時)ということに強い衝撃を受け、気付けばズルズルと沼にはまりほとんどの神椿のライブを視聴するまでになってしまいました。もう花譜ちゃんが年齢的には大学生って信じられない...(後方腕組保護者並感)

筆者自身の専門分野がVRやARなどのいわゆるxRと呼ばれる領域で、技術的観点からもライブ見てしまいます。ライブを見るときは必ず光源と音源の位置を確認しています。VTuberの箱は数あれど、特にその中でもアーティストの実在感を大事にしていると思います。MVに実在のスポットを起用したり、ライブではバンドメンバをボリュメトリックキャプチャ(現実空間をスキャンしてリアルタイムに仮想空間に持ち込む技術)などを用いたりして、現実空間との接点を作り出しています。しかもそれを時々神椿(主にPIEDPIPERさん)が無料で提供していて、逆にこっちが心配になってくることもあります。
これはVR界隈ではよく話題に上がる話なんですが、Virtualという単語は日本では「仮想」と訳されがちなんですが、英英辞典を引いてみると「それそのものではないけれど、実質的に同じものである(意訳)」と書かれています。つまりvirtualという単語は現実ではないというよりも、体験やそれが持つ性質が比較対象と何ら変わらないということを指し示す単語です。そういう意味では惜しみなく魔女たちの素を垣間見ることのできる神椿はVirtualを体現しているといえます。
理芽ちのプレ配信2を聞きながらつらつらと書いていたら前座が長くなってしまいました。そろそろ本題に入らせていただきます。
魔女集会は現地でなく配信でアーカイブを後追いしました。現地勢いいな。

それでは筆者の担当である幸祜さんパートの感想に参りましょう
トップバッターは幸祜さんでした。このときはデビュー逆順かななんて思っていましたが、この後理芽ちゃんが来て登場順の意味が全く分からなくなりましたね。結局あれは何の順番だったんだろうか。

白昼夢

PLAYERにてお披露目となった変身シーンからのスタートです。成長や進化といった変身をすることが多い他の魔女に比べ、幸祜さんの変身はtype-realと普段着のようなラフな装いとなっています。PLAYERの方では現地でこの変身を見ていましたが余りの可愛さに声を抑えるのが大変でした。ポニテミニスカはずるい!!右足のベルトもセクシーです。

ちなみにAlnairはつる座アルファ星の固有名でアラビア語の「輝くもの」を意味する単語に由来するらしいです。へー。

やっと曲の紹介に入りますが、いきなり白昼夢を聞けるとは思っていませんでした。ノリノリの現地勢うらやましい。手拍子を誘ったりと盛り上げ上手な幸祜さんでした。あの衣装で「女の子だから許して」何て言われたら何でも許してしまいそうです。

レイヴン・フリージア

お次は幸祜さんのアルバムprayer収録のかっこいい曲です。幸祜さんをイメージしているのか青と紫の猛々しいレーザーと重低音の響くバンドアレンジとかっこいい幸祜さんの組み合わせでかっこいい曲になっています(かっこいいしか言ってない)。他の曲でもそうですが、幸祜さんの振り付けがキレッキレで見とれてしまいます。きっとスタイルも良くて高身長に違いない。右足でリズムをとっているのもよきです。

瞑目

お水助かる拍手を挟んですこし暗めの曲です。最初は幸祜さんと弦楽器とキーボードにスポットライトが当たり美しいインストとなっています。

歌詞に混ざる紫色の文字は観測者から集めた手書き文字で、エピソードらしき文は観測者が綴った辛かったこととなっています。おそらく最初に出てきた「周りが音楽からどんどん離れていったこと」は幸祜さん自身の辛かったことだと思われます。幸祜さんはバンド活動をしていたが、年月が経つにつれ少しずつ仲間が音楽をやめて行ってしまって悲しいとPLAYERでは心情を吐露していました。彼女がいま音楽を続けられていて、それを観測できているのは奇跡のようなことだと思います。皆の思いを背負って歌ってくれていると考えると感慨深いものがあります。

夜光を呼ぶ

美しくもしみじみとする曲が続きます。弾幕っぽくもオーディオビジュアライザー(音の波形を可視化したもの)っぽくもある演出から始まります。幸祜さんの後方に舞い降りてくる写真たちも観測者達から募ったものになります。幸祜さんは色んな形で観測者とつながりを作ろうとしてくれるのいいですよね。演出面で言えばMVで上から落ちてくる幸祜さんと、ステージで歌ってる幸祜さんが上下逆に同時に映ってるのが好きです(伝われ)

The last Bullet

幸祜さんパートの最後の曲になります。この曲が来るのは予想していましたがそれでも楽しかったです。

しんみりした曲から一転、一気にかっこいい曲になります。MVもゴリゴリの3DCGを使ったかっこいいものとなっていますが、別演出のバンドアレンジを聞くのもまた一興でした。間奏のギターだったりプログラムらしき演出だったり(ちゃんとコンソールの行数が増えているのも好きポイント)大盛り上がりでした。切り込み隊長の名に恥じない場の温め具合だったのではないでしょうか。

 

理芽パート (written by おおいし)

はじめに

こんにちは!魔女集会の感想会やってるっぽいしボイチャ参加するか~ってノリで参加したら感想ブログの理芽サパートを担当することになった、入会して 1 週間もたってない人です!そんなわけでド緊張しながらこれを書いているのでお手柔らかに…。(これが言いたかった)

Childhood’s End

一番手だった幸祜さんがアルナイル(衣装の名前)で歌っていたので理芽サもオリジナルの衣装で歌うのかな~!ってワクワクしていたら来ましたね!Childhood’s End!
ちょっといいですか… 

こういうの好き!もっとちょうだい!!!!!
だってさ、だってさ!?人類の存在を感じさせない無機質な背景に暗めのフード付き衣装を可愛らしい、でも表情はあまりない女の子が着てるってあまりに良すぎない!!?!??!ぼくはすき!!!!!エッッッていうかチョーカーつけてるじゃんフゥワァーーー↑!!!変身映像だけでも無限に見られるわね…みんなも見てくれよ!!そして一緒に推しのあまりの良さに「アー」とか「ヒョー」とかしか言えない限界オタクになろう!!!君もこちら側に来ないか!!?!

宿木

実はこの曲(と「さみしいひと」)目当てで理芽サのアルバム「NEU ROMANCER」の XFD をヘビロテするくらい宿木が好きなので、Childhood’s End と合わせてテンションが上がりきってしまって「ウーワァー…良すぎる…なにこれ」とか呻いてました。これが配信勢の特権ですよ!!!
歌唱部分ではピアノと弦楽器が宿木の落ち着いた雰囲気とそれに合う理芽さんの声の綺
麗さを、間奏部分ではシンセサイザーターンテーブルが宿木の歌詞の不安定な、あやしい部分を表現しているように感じられて幸せでした。かっこいい…
というかここで気が付いたけどフードとか触手のドット柄動いてるよね!?!?!?作った人変態じゃん!!!ありがとう!!!!!!!握手!!!!

さみしいひと 

曲の前に軽い MC があったのでその様子と僕の反応を書きます。
理芽サ「もしもーし、もしもーし」
僕「m、モ、モシモシ!!?!??!?!??mosimosi!?!!ふぇっ!てかかわ i」
理芽チ「理芽でーす」
僕「存じておりまぁーーーーーす!!!!!(クソデカ声)」
理芽チ「皆さん盛り上がっていますかー?あれ、あれ、聞こえない」
僕「既に!!!最&高&潮!!!!」
理芽チ「盛り上がっていきましょー(笑顔で右腕を上げる)」
僕「ア…ア…」
いやだって考えてもみてくださいよ!さっきまであんなにかっこよく落ち着いた曲を歌っていた推しがですよ!?急に可愛らしく「もしもーし」とか言い出したらどうなると思いますか!!?
温度差で頭バグるでこんなん!!アーシアワセダー…

↑彼女は「もしもーし」をしています。
そして 2 曲目ですが、さっき宿木と並んで好きだと言った「さみしいひと」なんですよ…なんですかこれは最高すぎて意味わかりません。これで平静を保つの無理でしょ
前奏で理芽チが 2 回「アーァー」って言っているんですがこーーーーれさ、好きなんですわ…この少し投げやりな感じの言い方…良い…
この曲も宿木同様に、落ち着いた曲調と人の(あまり綺麗でない)内面を書いた歌詞から
成っているのですが、宿木は(整理のされた)願いを歌詞にしているのに対して、さみしいひとは自分の中にあるぐちゃぐちゃしたうまく消化も表現もできない思いが歌詞になっているように感じていて、ここの違いが演出の違いに出てきているように思われて感動しました。具体的には、宿木は比較的しっかりしたフォントの文字に、ほぼ青一色の綺麗な演出でしたが、さみしいひとはふにゃっとしたフォントの文字に、背景の映像も含めて様々な色が使われた演出で、未分化な思いってこういう感じだよな~とか思っていました。
とか思ってアーカイブ見てたらラスサビ「さみしい人ね」のところでカメラ目線(流し目)ない!?!?!?ウッッッワァーーーータスカリマスソウイウノモット

生きているより楽しそう

ししし新曲!を!ふたつも!?!?!アッヒャー↑↑
この曲の振り付けめちゃめちゃよくないですか?
「言葉より不確かな感情なら消えて もういらないの」で両腕を振り下ろすのは感情を表現しているって感じがしてウワーイイネ!!!ってなったし、「白痴のままで くらくらくら」で両手を左右に振って揺れるのは歌詞にあってる上に綺麗だし、特に間奏で小さく円を描いて一周するのとかさ!!なんであんなに美しいの!?ってくらい美しかった…ウハウハだよもう!!!!あとほぼ白だけの演出も諦観のようなものを感じるこの歌の歌詞にあっていていい…すごく綺麗
あと「枯れた声でも叫ばせて」のピアノと理芽チの声が混ざるとこがイイ…。そして「生きているより楽しそう?」と「生きているより楽しそう!」の歌い分けしてる…素敵だぁ~って思ってたら浅葱色のネイルが見られて「うぅ~わぁ~イイッスネ~^^」となるなど...

ピルグリム 

曲に入る直前の「既に CM で耳にしてくれた人も…おるかな?見てくれとったら嬉しいなぁ」のとこ、最後がめっちゃ笑顔だった!!!!ほんとに!!!キャー!!なぁ~んですかこれは…歌ってる時と喋ってる時のギャップゥ…

ねぇ~~~聞いて!?この曲の入りめちゃくちゃお洒落じゃない???
「動かない水平線の向こうでも夜空は泣いてるといいな」っていう抒情的な言葉のあとにギターの透き通ったな高音が聞こえてくるの正解すぎる。全人類はこれを聞け。聞いてください。ここ好きポイント贈呈!!!
しかもこの曲の背景映像、CG じゃなくて現実の映像が多く使われていてありえん美しいんですよ…!!特に最後のサビのところ、赤、青、黄、緑、紫…などが使われたレーザーライトのカラフルな、でもうるさくない演出に加えて、波打ち際と夕日の綺麗な映像、素敵な歌詞とそれを歌い上げる理芽さんの声の全てが合わさって最高でした。こんな経験ができて幸せだ~、これでまだ 2 人目ってマジですか…の気持ち

ところで最後の方の「君がだんだん海になって煌めいてる 星のように」という歌詞と似た表現が使われた歌詞として花譜さんの「海に化ける」の「海になってあなたを待っている」がありますが、このふたつって何か意図されていたりするんですかね…(そもそも人が海になるというのはどんな意味の表現なんでしょう)

食虫植物

ラストは理芽さんといえばこの曲!!!食虫植物ですね!!公開されて暫くしてかなりの反響があった曲なので聴いたことのある方も多いのではないでしょうか。
好きな歌は「宿木」と「さみしいひと」だと言いましたが、もし「理芽さんの歌ってどんな?」って聞かれたら幾つか勧める曲の一つには入るだろうってくらいには理芽さんの不思議な世界観が表れていてお気に入り歌なのでこれが最後を飾るというのはすごくイイネ…シアワセダネ…
決して綺麗とは言えない恋心を表現したこの曲を Childhood’s End を着た理芽サが歌って
るの凄く刺さりましたね…見た目は大人っぽく、かっこいいのに歌ってる内容はその逆ってよくないですか…。しかも背景映像は理芽サっぽさが全面に出た MV だし「満たされたい」のところのギターかっこいいし…これが聴けるのはライブだからこそだよなぁとか思うと本当にチケットを買った甲斐がありましたね…!

 

春猿火パート (written by 綿貫すとら)

はじめに

ここまでの流れで残るは花譜さん、ヰ世界情緒さん、春猿火さんの3人。花譜さんがラストだという予想からヰ世界情緒さんと春猿火さんのどちらかと思っていたところで春猿火が登場。『シャーマニズム』未履修だったため初見でしたが、浮かび上がって九紋竜に着替える姿がとてもかっこよかったです。モチーフであろう『水滸伝』の九紋竜の刺青を想起させる白を基調に黒が乗っている紋様風のデザインがおしゃれだと思いました。

逆転

個人的に春猿火さんのパートの中で一番刺さった曲である『逆転』。直接的に訴えかける歌詞を生で聞くとまるで自分に訴えかけるようにも、自分が声に出せていない想いを代弁してくれているようにも聴こえるような熱量を感じました。イントロ部分での腕ふりやサビのクラップ、「手を伸ばせ」で実際に手を伸ばす姿など、折り返しとなる3人目でさらに開場を盛り上げるようなパフォーマンスも私たちを熱くしてくれました。「100円で出来るコンティニュー」っていう歌詞最高ですよね????

猛進

2曲目は和の雰囲気を感じさせる不思議な曲調が特徴的な『猛進』。ラッパーらしい韻踏みがこれでもかというくらい多用されているこの曲は初めて聞いた人でもすぐに乗れてしまうようなパワーがあると思います。特にこの曲で印象に残ったのはターンテーブルの存在でした。バンドにターンテーブルというのは珍しいと思いますが、この曲を聞いたことがある人は口をそろえて必要だという欠かせない存在で、生で聞くと思わず体を揺らしたくなるような見事な盛り上げでした。

MC

さっきまでカッコいい曲を披露していた春猿火さんから一転して、報奏部のときのような可愛らしい春猿火さんが出てきてくれました。ギャップが最高です。「ウロチョロする」という言葉遣いも可愛らしいですね。コール&レスポンスにバンドメンバーが参加してくれているのも現地ライブの生バンドならではというところでとても良かったです。

GUNPOWDER

DJのソロパートから入っていったこの曲。「聞いてください」のひとことでスイッチが入ったように声の雰囲気が変わるところもとてもかっこよかったです。一曲を通してギターが輝くバンドアレンジとなっており、ライブで聞いてより一層映える楽曲だったと思います。モナークの挿入歌として知られるこの曲はアルバムかサブスクでしか聞くことが出来ないので早くMVを見れるようになることを楽しみにしています。

居場所

歌詞がとても良いと私の中で話題の一曲、『居場所』です。やはり春猿火さんの曲調に生のターンテーブルがよく合うと感じた一曲でもありました。後日配信を見直した際もDJがズームされているシーンが印象的でした。また、春猿火さん自身のことを歌っているようにも感じられる一方、要所要所で私たちにも刺さるような言葉が散りばめられています。「リスナーに寄り添ってくれる距離の近さがたまらなく好き」とは一緒にライブに行ったfalニキの発言、まさしくその通りだと思います。

oarana

MCパートで宇宙という単語が出て観測者一同はoaranaであると察したでしょう。アップテンポなラップ調の曲が多い春猿火さんの中では珍しい一曲だと思います。存在しない言語の曲ということで歌うのも難しいと思いますが、生で聞くと作品内の世界観に引き込まれるような歌声でした。心で聞く一曲という感じで、現地で聞いていた自分は呆然としながらじわじわと高まっていく高揚感を感じていました。

 

ヰ世界情緒パート (written by Fal)

はじめに

春姉のOaranaが終わり、次は彼女だろうと推測して待っていたら動画の演出でやはり確定からの「「「ヰ世界情緒」」」のロゴがデェェェンッッ そして恒例の歌唱形態変身シーンへ。「ヘリオトロープ」の変身シーンを見るのはAnima以来です。色の無い世界に彩りが生まれ、花がどこまでも咲き乱れているその中心で優雅に舞う情緒ちゃん・・・マジで美しい・・・とても好き・・・

1曲目

そして1曲目はうごごごごごごごごごあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああいきなりお情が踊ってるうううううううううううううううううう!?!!??!!!!??なんてうるわしいんだ・・・

ということで「いろはに咲きて」!生で踊る情緒ちゃんが拝める幸せを噛み締めて既に泣いていました・・・そこにヰ世界情緒が「居る」と実感できる感覚・・・小さくて可憐なヰ世界情緒がそこで舞っていたのです・・・耐えられませんでした・・・(最後はちゃんと永眠しました)

2曲目

2曲目はわあああああああああああああああああああああああああああああああお情がシャベッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアカワイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ

単独での現地は初なのもあってか、情緒ちゃんのテンションが明らかに上がっているのが声色からも感じられました。彼女特有のワアアアアアアアという鳴き声もちゃんと生で観測することができました・・・あまりにもかわいい・・・かわいすぎる・・・

ということで「ディメンション」!情緒ちゃんの曲にしては珍しいアップテンポと疾走感に溢れた、最高に盛り上がれる最強の曲をぶつけてきました!サビの手拍子が本当に楽しかった・・・俺はサビのあそこで手拍子をするためにこの世に生を受けたんだ・・・!バンドアレンジの中でもかき消されずにしっかりと暴れて存在感を放つピアノもとても最高でした。

3曲目

3曲目は「霞がついてくる」!はるまきごはんさんが携わっている大好きof大好き曲がきたあああああああ!!!バンドアレンジによる音の解像度の向上が凄まじく良かった・・・

間奏で情緒ちゃんが手をゆらゆらさせて一緒に振るのもめちゃくちゃ楽しかった・・・これぞライブ・・・これぞ現地で感じられる圧倒的一体感・・・そしてその一部になれている嬉しさ・・・たまらなかったです。

4曲目

4曲目は「ヰ世界の宝石譚」!!sasakure.UKさん節全開の大好き中の大好き曲がきたあああああああああああ!!!バンドアレンジによる原曲からさらに向上した音のディテール量・・・明るいメロディなのに歌詞は独特の世界を演出しており、それにお情が色を付けて美しく歌い上げ、鮮やかなレーザーライトがそれを引き立て盛り上げていく・・・世界観が戦争をモチーフにしているのに不思議な気持ちにさせてくれる・・・こんなに味わい深い楽曲はほかにありません。これぞまさしくヰ世界情緒ワールド・・・「素晴ラシキヰ世界」・・・

感情を全力で乗せて歌い上げる情緒ちゃんの表情の美しさよ・・・かわいくもありながらどこか艶やかで綺麗で非常に良いですよね・・・

5曲目

そして最後はシリウスの心臓」・・・!歌に移行する前のMCで「歌でつながってくれる観測者のみんなへ」と言ったのでこの曲が来ることは必然でした。ここで既に泣きそうだった。生で、現地でお情のシリウスの心臓を聴くという以前からの願いがついに叶ってしまうんだなって・・・色々な感情が押し寄せました。ずるいよねこんなん。

MVをばっちり再現したタイポグラフィ/星の軌跡の演出、そして何よりも情緒ちゃんの綺麗すぎる歌声で涙腺のダムが決壊し、モールスを歌うところで顔面が大洪水になっていました。人類からすれば無限遠に等しいような「星」になってしまった「あなた」に向けて、いつ届くかもわからない愛を必死に届けようとする・・・こんな宇宙一壮大でエモい「I LOVE YOU」はないんよ・・・

現地民たちは手を叩いたり、曲のグルーヴに乗ることを止めて静まり返っており、時には涙を拭きつつ上を見上げながら聴いていました。会場の雰囲気を一変してしまう凄まじい歌でした。

本当にありがとうヰ世界情緒・・・「また会おうね」・・・改めて大好きです。

 

花譜パート (written by 城垣)

花譜ちゃんだ~~~!!!!!かわいい~!!!!!!!!!!!

...はい,魔女集会JOINT LIVEのトリを飾るのは花譜ちゃんです。前の4人の状況とは異なり次に来るのが花譜ちゃんだと確定していたので心の準備がギリギリ出来ていた気がしましたが,やっぱり普段画面で見ていた花譜ちゃんが現地のステージ上にいるのを見ると感情が抑えきれませんね。なんか気付くと涙を流していました。ありがとうPさん!現地開催でライブを開催してくれて!

あとライブの現地開催で特に味わえたものといえば会場の雰囲気ですね。これまた最高だったお情パートが終わった後,一瞬暗転した後に次の出演者を知らせるMVとその演出,さらに周りからの大きな拍手が合わさって...やっぱり現地参加っていいですね。

そして金鶏!!!筆者は残念ながら前回の不可解弐REBUILDING Q3に現地参加できなかったため,現地で見れなかった衣装という思いが強かったのですが,今回はちゃんと見ることができてハッピーでした。後ろで束ねてる桜色の髪が降ろしたフードの下にちらっと見えてるのが特に良かったですね。

...長々と話してごめんなさい。そろそろ曲の感想に入りますね。

 

花譜ちゃん1曲目 鏡よ鏡

1曲目から組曲収録曲だ~~!!!!!わ~~~い!!!!!!!
花譜ちゃんの楽曲の中でも特にイントロからじゃんじゃん盛り上がっている曲ということもあって掴みからライブ感にテンションが上がっていました。ライブ映えするめっちゃ盛り上がる曲作ってくれて,GLIM SPANKYさんありがと~!っと思いながらひたすらノリノリになって聞き入っていました。そしてノリノリになりながらまた涙が出てました。なんでかわからん。

そして最高にテンションが上がった状態で迎えた曲の終盤,「自分を決め付けないで」と歌った後にガラスを破壊する花譜ちゃんのMV!ライブの輝かしいライト演出の中,花譜ちゃんが歌うステージの後ろ,大きなスクリーンでMV最後のバイオレンス花譜ちゃんも観れて満足でした。

珍しくカッコいい花譜さん

花譜ちゃん2曲目 イマジナリーフレンド

続けて組曲から「イマジナリーフレンド」
どこか賑やかで,どこか聞いていて不安になるような独特な雰囲気の曲なのに,ライブでは会場全体で盛り上がっててなんだか不思議な感覚になっていました。例えるなら... ...  ...   感じた感覚が独特すぎてやっぱり例えられないや.........

それでも魔女集会の花譜ちゃんパートの中で聞いていて一番楽しかった楽曲がこのイマジナリーフレンドでした。サビの部分では「イマジナリー フレーーーーーーーーーーーーーーーーーーンド」の歌詞に合わせて会場全体が特に盛り上がっていることが感じ取れて楽しかったですね。他にもラスサビ前のポエトリー部分では曲中の女の子のような病んでしまった雰囲気が!感情が!!!...すごい良かったです。そして最後の最後の高音.........それまでノリノリで盛り上がっていた観測者が全員一斉に一瞬息を呑んで静まり返ったように感じ取れました。っょぃ。。。

花譜ちゃん3曲目 世惑い子

ほわほわとした花譜ちゃんのMCの後に,その雰囲気を繋ぐような曲をチョイスしたことが感じ取れました。しかもそんな雰囲気を保ちつつも,静かに強く思想を伝えてくるライブで歌うにも,ライブのこの位置に完璧な曲だと思いました。

あとこの曲,もう1ついいのは正統派かわいい花譜ちゃん曲(個人の感想です)だという点ですね...かわいい好き...

花譜ちゃん4曲目 例えば

出た~!!!!例えば~!!!!!!!!

まずイントロがライブアレンジされていて,歌い出しからの盛り上がりが特に強調されていた点がとても良かった。とても観測者想いなKAMITSUBAKI STUDIOでは,よくライブで公開したライブアレンジ版の楽曲をYouTubeに公開してくれています。そして私はそれをよく聞いてはいたけど,そのライブアレンジを同じ空間にいるバンドメンバーから発せられた生の音によるライブアレンジが聞けている!ということをこの曲で特に感じました。

音...といえばこの楽曲は映画「映画大好きポンポさん」の挿入曲でしたね。映画館の爆音音響で花譜ちゃんのこの曲を聞くという,もう二度と出来ないと思っていた体験に近い体験ができたこともこのライブの最高な点でした。

花譜ちゃん5曲目 過去を喰らう~海に化ける

理芽ちゃんが最後に「食虫植物」を歌って...お情が最後に「シリウスの心臓」を歌って...となると花譜ちゃんの歌う最後の曲は「過去を喰らう」しかないよねっ!!!という点まではなんとか予測はできたけど…1題目が終わったときに続けて「海に化ける」に切り替わるアレンジにふいうちを喰らいました。少し前にNHKに出演していた時にこのアレンジを聞いたことがあった気がしたけれど...それでも5曲で終わると思っていたので,こんな激熱ライブ展開を堪能できて最高でした。

...あと「過去を喰らう」と「海に化ける」のMVを続けて流すと2年間で花譜ちゃんちょっと背が伸びたんだなぁと後方おじいちゃん面することができていいですね...

 

終わりに

lain

魔女集会は現地でなく配信でアーカイブを後追いしました。現地勢いいな。魔女集会で初めて対バンライブという言葉を知ったのですが、今までの魔女たちのワンマンライブを凝縮して欲張りセットみたいな形で楽しめるのでこれはこれでいいなと思いました。

魔女たちが登場してすぐライブ衣装にお着替えするので最初から最後までクライマックスという感じでした。明日に向けて5人そろって共鳴で自己紹介してくの熱すぎる。

翌日全員揃って歌うことが分かっているので1人ずつでも安心して見られました。まさかの新曲が聞けたり、それぞれの代表曲が聞けて大満足のライブでした。(運営はゆっくり休んでほしい)。最後の曲が輪廻だったので無限ループして見たいと思います。

おおいし

思ったことをひたすら書いていたら結構な文字数になってしまいましたね…
でもさ~!!!仕方ないんよ、本当によかったんよ!理芽チパートで十分テンションが上がったのにそのあとの魔女 3 人のパートもよかったし、何よりずーーーーーーっとフルで聴きたいと思っていた共鳴を!!!!聴けたんですよ!?!?!!こんな幸せがあるか!!!
本当に観れてよかった…次は現地で参加したいわね...

綿貫すとら

神椿のライブというものを殆ど見たことがなかった新米観測者の私でも盛り上がれる最高のライブでした!担当させていただいた春猿火さんのパート以外でも、幸祜さんの『the last bullet』、理芽さんの『生きているより楽しそう』、ヰ世界情緒さんの『ディメンション』、花譜さんの『過去を喰らう~海に化ける』など語りたいパートはまだまだありますが、(ここを書いているとき、僕はまだ他の会員の文章を読んでいませんが)きっと他の会員たちが僕の言語化できない感情を素敵な言葉にしてくれていることでしょう。今から読むのが楽しみです。
それと同時に、春猿火さんのパートの感想を書かせていただくことに対する緊張感や、自分のつたない語彙力で自分が感じたことを表現できているか、観測者や春猿火さんが見たときに「これは違うだろ!」と言われないかが不安です。しかし、自分なりに精いっぱい言葉にしたつもりですので読んでいただけたら嬉しいですし、違うと思ったところはどんどん教えていただけると、まだまだ始まったばかりの私の観測者人生が深いものになっていくと思いますのでよろしくお願いいたします。
また、5人で感想を書いた関係で触れることが出来なかったV.W.Pのパートについても少し触れたいと思います。不可解弐のBlu-ray(他の会員が持っていました、感謝)で予習していた『共鳴』が来た時は思わず飛び上がりました。こちらは後日公開の『現象』感想ブログの方で熱く語っている(はず)ですので割愛させていただきます。早く第三部を公開してくれ。相変わらずアウトロの部分で自由気ままに動いた挙句若干ずれているところがとてもかわいいです。MCパートではさっきまで歌っていた人とは別人化のようなゆるふわトークが繰り広げられており、思わずほんわかしました。個人的一押しポイントは『共鳴』のダンスを気にしていた春猿火さんでした。また、『輪廻』も現地で盛り上がる一曲でした。「掴み取れ」の部分で思わず手を挙げ、握りしめてしまった観測者は僕だけではないでしょう。特にイントロ部分に強いアレンジがかかっていたのもよかったです。
改めて、初の神椿ライブで最高の経験をすることが出来ました。本当にありがとうございました。『魔女集会 JOINT LIVE』、一人一人の魔女たちが集まってV.W.Pとなり、翌日のONE-MAN LIVEへと繋がっていくあの瞬間を豊洲PITで観測できたことは絶対に忘れません。とても楽しく、最高に盛り上がりました。改めて、ありがとうございました。(P.S. 魔女集会TALK EVENTも現地で見ていたのに感想を書くところが無いことに気が付きました、愚かでごめんなさい。マジでかわいかったです。あと審判の服を着てアイスクリームを作っている幸祜さんのFA待ってます。)

Fal

まず何よりも「待望の現地参戦を果たすことができた」ということが本当に嬉しかったです。最後に現地参戦したのは2020年の2月のにじさんじJapan Tour以来だったのでVの者のライブに参戦するのは久しぶりでしたし、やはりライブ演出のクオリティや迫力、現地会場での観客の一体感は絶対に現地に来ないと味わえない貴重すぎる体験でした。

(特に神椿のライブは演出にめちゃくちゃ力が入ってることでおなじみだったので、会場のスクリーンを介して見るとどれくらいすごいのかをずっと体験したかった)

あと「共鳴」も聴けて良かった!!!!やはりライブと言えば「共鳴」しか勝たん!!!あんなネタを凝縮した上で5人全員がダンスし始めるとかいう欲張りセット他にないでしょう・・・永遠の神曲です。

そしてずっとヰ世界情緒という推しを含め、5人の魔女たちをこの目で拝むことを夢見ていたのでそれが叶ったのも本当に嬉しかったです。「そこに立って、動き回って、歌い、お水を飲み、そして笑う」という実在感を確かに感じることができました。

(お水を飲むときの挙動があまりにも人間のそれと同じで一番感動したポイントかもしれません・・・(笑)) 

彼女たちはバーチャルという存在でありながら確かに生きていました・・・それを認識することこそがVの者のライブに参戦する一番の醍醐味であると自分は思います。忘れられない最高の思い出をありがとう神椿・・・

城垣

「きょうからあしたのせかいをかえるよ」(今回は言ってないけど)でおなじみの花譜ちゃんが歌うライブ,毎度毎度終わった後は充実感とともに何か世界がほんの少し変わったような気がします。
やっぱり推しのライブは万病に効きますね...不可解参も絶対見よっと...

 

改めまして、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。オタク5人による個性の出た感想になったのではないでしょうか。楽しんでいただけれていれば何よりです。それでは、この感想記事はこの辺で筆をおかせていただきたいと思います。

『現象』へ、続く!



(記事執筆:lain,おおいし,綿貫すとら,Fal,城垣)
(Special Thanks:写真提供してくれた観測者の皆様)