ホロライブ何も知らない人が『Link Your Wish』に参加してきた

※本記事はライブのネタバレを含みます。閲覧はご自身の判断でお願いいたします。

はじめに

 みなさまこんにちは。京都大学バーチャルYouTuber同好会のすとらです。

 今回、2022/03/19-20に幕張メッセで行われた『hololive 3rd fes. Link Your Wish』Day2のチケットを2枚当てた会員(神)からチケットを分配してもらい、現地参戦してきましたのでレポートを書いていきたいと思います。ライブの様子を知りたい方は目次からライブレポートに飛んでください。また、現地での参加にあたって感染症対策や健康管理等には最大限の注意を払っております。

 

前置き

 実のところを言うと私は普段からホロライブを見ている、というわけではなく(現地に行けなかったホロライブファンの方に怒られそうですが)一日に数本YouTubeで切り抜きを見たり、大きなイベントがあるときだけ配信を見に行ったりする程度のリスナーです。

 流石に顔と名前と声くらいはわかりますが、「最近どんな配信やってる?」「配信内で最近話題のネタ知ってる?」と言われたら怪しいですし、全員のオリ曲を全部把握しているかと言われたら首を横に振るにわかファンです。

 ホロライブ関連のリアルイベントにも行ったことがなく、ほかの会員が持っている過去のライブのBlu-ray映像を見せてもらったことがあるくらいでした。

 流石にライブに参加するということで、Day2メンバーのオリ曲などは予習していきましたが完璧とは程遠い状態でした。まさに、タイトルにもある通り「ホロライブを何も知らない人」という状態で今回のライブに挑むことになりました。

当日

物販待機~開場前

 実家が神奈川県の辺境地にあるため始発で家を出たにも関わらず会場についたのが7:30ごろでした。待機列にはすでに大勢の人が並んでおり、「実家じゃなくてホテルをとった方が良かったかな」と少し後悔するほどでした。同行者の会員と合流待機列前で合流して並び始め、物販の開場を待ちました。

 待機列ではワクチンの接種証明(PCR結果陰性用紙)・COCOAのインストール・チケットという3点を確認しなければいけないためかなり詰まるかと思いましたが、待機列が進み始めてからはかなりスムーズに進むことが出来ました。イベントスタッフの皆さま流石です。

 昨日の情報でEXPOの方(食事や裁判、ホロプリなど)が相当混むことがわかっていたからか待機列からEXPO列の方に抜ける方が多く、待機列の時点で想像していたよりは前の位置で物販待機列に並ぶことが出来ました。

 そこから10:00まではおはスバを聞いたりときのそらさんのスペースを聞いたりしながら並び、10:00になって物販の列が動き……出しません。これは同行している会員(1日目のEXPOも当てていた)から事前に聞いていたのですが、今回の物販はあまりにもグッズの種類が多いため確認に相当の時間がかかり、少なくとも1日目は物販列がなかなか動かなかったとのことでした。2日目も同じ様になかなか動かず周りの方はそわそわしている方が多かったですが事前に話を聞いていた私は動じることなく前に進むのを待っていました。

 7:30に現地についた私が物販を買えたのは12:30ごろ。その時点でアクキー・缶バッジ・ロゴクッションなど数多ものグッズが売り切れになってしまっていました。1日目で売り切れてしまった商品もあったことを考えると「物販の商品の分配どうなってるんだ……?」と思わないこともないですがチケットを当てられなかった自分を恨むのみです。

 購入直前になってクレジットカードをなくすという事件も発生しましたが(普通に財布の中にありました)無事に物販を購入。買った商品は以下の通りです。

ペンライト

Tシャツ(Black)

マフラータオル

ウインドブレーカー

トートバッグ2022

タペストリ

サラサクリップ

ときのそらアクリルキーホルダー

クリアファイル

トランプ

パンフレット

ヴァイスシュヴァルツプレミアムブースター10箱

カードバインダー0期生&1期生

 合計金額は計算しないでおきましょう、怖いので。予定ではこれに加えて缶バッジやロゴクッションなども買う予定だったことを考えるとさらに恐ろしいです。

 物販が終わったらヴァイシュを開封したり、ご飯を食べにAEONに行ったり、holoXのイベントステージを見たりして開場を待っていました。

ライブ直前

 現地会場でのライブが約半年ぶり、幕張メッセにいたっては2019年10月2日以来(この日付を見てわかる人はわかるでしょう)である私は久しぶりの現地ライブ・幕張メッセに心を躍らせていました。開場が近づくにつれて浮足立つ会場周辺、あたりを見渡してもそこら中にグッズを身にまとった人しかいない状況、待機列で今か今かと待ちわびている人たち。待機列に向かう途中で2年半前に見た景色をフラッシュバックして一人で興奮していました。

 開場するとぞろぞろと動き出す待機列。事前にリストバンドを受け取っているのでかなりスムーズに入場することが出来ました。3FのC列ということで下手のかなり上の方の座席から全体の様子を見ると、ステージからも遠すぎるという事は無く、何より3Fということもあってステージだけでなく会場全体の様子を一望できる席だったので個人的には嬉しかったです。

 お手洗いに行ったりライブTシャツを着たりペンライトの再確認をしたり、(もちろん物販購入直後にも行っております。読んでいる皆さんもペンライトの初期不良があった場合に交換してもらうため、購入直後に光るかどうかの確認はしておきましょう。)続々と座席が埋まっていく様子を眺めながら着々とライブに向けて心が高揚していきました。

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 しばらくすると、holoXの沙花叉クロヱさん、風真いろはさんによるアナウンスが始まり会場の熱は一層高まりました。続いてENのOuro Kroniiさん、Nanashi Mumeiさん、Hakos Baelzさんによる英語でのアナウンス、IDのAnya Melfissaさん、Kureiji Ollieさんによるインドネシア語でのアナウンスが流れました。複数言語でのアナウンスができるのは海外勢の強みであると思うと同時に、英語ならばまだしもインドネシア語に関しては「#つながるホロライブDay2」以外の全てがわからなかったので、会場ではアナウンスが終わったのか分からず、拍手の空気読みが行われていました。

 アナウンスが終われば後は開演を待つのみ。hololive 3rd fes. Link Your Wish Day2開演です。

ライブレポート

キラメキライダー☆

 1曲目でありながら、私に衝撃と感動を与えてくれた曲でした。統一のアイドル衣装にそろったダンス、わかってはいたものの現地で見るとその迫力は段違いでした。15人のそろったダンスが始まった瞬間、「これがアイドルグループかぁ」と思わされました。あの時、私はアイドルグループホロライブに惚れさせられたのだと思います。一瞬にしてそう思わせるほどの統一感とかわいさのつまった一曲でした。

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神のまにまに

 1曲目の感動冷めやらなぬ中始まったのはホロライブエルフ組による『神のまにまに』。全体曲から始まることを除けば実質的にトップバッターと言える曲でライブを盛り上げてくれました。配信ではカメラワークで基本的に歌っている人にズームしていましたが、もちろんその間も他二人が可愛いダンスを披露してくれていました。これを見れたのは現地ならではの特権です。(だからこそ、ライブの定点映像を販売してくれと事あるたびに私は主張しているのは別の話)

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メイジ・オブ・ヴァイオレット

 ハーフエルフ組によるMCパートをはさんで披露された、紫咲シオンさんのオリ曲。この会場に来るようなファンなら当然19人のオリ曲は一通り知っていると言わんばかりの様子で、イントロが流れた瞬間に拍手が加速した。アップテンポで乗りやすい曲が会場の熱を引き上げており、私自身サビのところはつい声が出そうになってしまいました。

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宵の余、良い!

 連続してオリ曲、続いては百鬼あやめさんの番です。個人的にロングの女の子がたまに見せるツインテールが好きなので、ツインテールのアイドル衣装を見た瞬間飛び跳ねました。初見では難しいテンポにも難なく対応するペンライトが壮観でした。この景色は3F席だったからこそのものでしょう。また、間奏部分の合いの手も会場の一体感を引き上げてくれた。

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どうぶつ占い

 正直次の出演者の演出をみたとき、あまり関連性が見えなくて4人のソロパートかと思った4人組による『どうぶつ占い』です。この曲で特に印象に残ったのは獅白ぼたんさんと兎田ぺこらさんの二人の対比でした。席が下手側ということもありこの二人が特に目に移ったというのも大きいでしょう。堂々とした立ち姿の獅白ぼたんさんに対し、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら踊る兎田ぺこらさんという構図で、その身長差も相まって印象に強く残りました。もちろんどちらもかわいかったです。ちなみに、私が「あ、動物4人組か」と気づいたのは2番の途中でした。

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My song

 超高額MVでも話題になった角巻わためさんのオリジナル曲です。一番最初のオリ曲として有名な愛昧ショコラーテや最近のオリ曲であるししわたクッキングなどのかわいい曲とはうって変わって、歌の時にでる角巻わためさんのカッコいい低音気味のボイスを生かしたかっこよい一曲になっており、ライブでもその歌唱力が光っていました。メッセージ性の強い歌詞も相まって心揺さぶられる一幕でした。

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明日への境界線

 こちらもメッセージ性の強いオリ曲、雪花ラミィさんの『明日への境界線』です。本家概要欄の「仲間と、雪民さんがいるから前に進めるよ」というのが個人的に心に残っていた一曲で、これを初の有観客ライブでファンを前に披露できたというのは、雪花ラミィサン的にも大きかったのではないかと勝手に推測しています。11月の誕生日ライブに比べてクオリティの上がったダンスもとても良かったです。

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かぷっとNight☆Sky

 (記憶が正しければ)ここで舞台上が暗転し、光が戻った時には可愛らしいステージになり現れたのは夜空メルさん。ステージによく似合う可愛さ全開のオリ曲を披露してくださいました。MVにもあるような黄色のペンライト一色の景色を上から眺めていて、とても素敵でした。叶うことならば間奏部分のコールをしたかったところですが、それはまた次の機会にお預けということにしておきましょう。

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Q&Aリサイタル!

 オリ曲が連続していたということもあり、正直『ぺこらんだむぶれいん!』だと思っていたところをいい意味で裏切ってくれた兎田ぺこらさんのソロパート。10年近く前の曲ではありますが言わずと知れた名曲で、会場の盛り上がりも格別だったように感じます。この曲もコールを声に出さないように抑えるのが大変でした。ペンライトが水色で染まる中何人かオレンジ色の人がいたのを上から見て、髪に刺さった人参のように見えました。この景色もライブ会場ならではのものだと思います。

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Choco♡Melty

 終わってみれば唯一の既存ユニット(だと思っている)となったメルキスによる『Choco♡Melty』はまさに可愛いが濃縮した一曲でした。この2人のMCパートも含めて、いつも配信で見ているものが目の前で行われているというだけで現地に来たかいがあるというものです。なお、この曲もコールが前提となっている曲ということで、声が出せない苦しみを抱えながら全力でペンライトを振っていました。

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もぐもぐYUMMY!

 ライブも中盤と言ったところで披露されたのは猫又おかゆさんによる猫又おかゆさんらしいオリジナル曲。同行者のおにぎりゃーのテンションが一段階上がったのを隣で目の当たりにしました。Day2で披露された曲の中では比較的昔に公開された曲ではありますが、のちのMCでライブ初披露という話を聞いて驚きました。イントロ部分の「この世の中の食べ物はおいしいとかおいしくないとかじゃない、口に合うか合わないかだ」という名言も心に刺さり、終始猫又おかゆさんらしいステージだったと思います。

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ChocoLove

 MCパートにて匂わせが行われていた癒月ちょこさんによる『ChocoLove』。サビ前の「すきよ」は会場から声が聞こえてくるかのような一体感と熱量でした。普段はセクシーという印象を受けることが多いですがステージ上では一転、曲のかわいらしさも相まって可愛い癒月ちょこさんを堪能することが出来ました。ダンスも含めてとても可愛らしく、ラブソングを歌うアイドルの王道といった印象を受けました。

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シャルイース

 Day1の前日に行われたえーちゃんこと友人Aさんによる直前配信で匂わせがあったアキ・ローゼンタールさんの『シャルイース』。ほかの曲とは全く異なる世界観で会場を包み込んでいました。この1曲を披露している間、あの幕張メッセのホールはアキ・ローゼンタールさん一人によって支配されているかのような感覚でした。会場のペンライトですらアキ・ローゼンタールさんによって作られた演出の一部となり、ステージ上だけでなくホール全体が『シャルイース』の世界観を表現する舞台であったような、不思議な感覚になりました。それと同時に、曲と歌とダンスによってそれを成し遂げてしまう表現力の高さに脱帽するほかありませんでした。

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コトノハ

 シャルイースに続いて素敵なバラードを歌い上げてくれたロボ子さんのソロパート。バラードが連続したこともあり、ペンライトを全力で振って盛り上がるという雰囲気からは一転して、心の奥からじんわりと熱量がこみあげてくるという雰囲気を感じました。ライブでの演出もよかったのですが、個人的には本家MVのロボ子さんとろぼさーが一緒にいる映像が好きなので、(このブログを読んでいる人はもちろん聞いているとは思いますが)ぜひMVの方も見てほしいです。

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Red

 EN&IDの海外組の一人目として出てきた森カリオペさん。ENの二人のパートを個人的に一言で表現するならば「火力」という言葉を選びたくなるくらい力強く、会場の熱気を一気に高めるパフォーマンスでした。代表曲が多すぎて何が歌われるか予想できなかった森カリオペさんの『Red』は、森カリオペ自身の歌唱力の力強さと生バンドが合わさって心の奥底に響いてくる一曲でした。動きの切れもよくそのうえでスリットの入った衣装がそれをさらに際立たせており、これまでアイドルらしい可愛らしさに満ちていた会場をカッコよさで染め上げるだけのパワーがありました。

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HINOTORI

 続いて同じくENから小鳥遊キアラさんのオリ曲である『HINOTORI』。不死鳥である彼女自身とマッチしたタイトルと歌詞に加えて、まさしく荒ぶる炎というべき演出が会場を燃やしていました。スタイルの良さが際立っており、きれいに足が上がっていたシーンを含めてダンス全体を通して体全体を使ったダンスが印象的でした。(足上げのシーンのスクショを撮るのが難しすぎると撮影協力者が語っていました)

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Q&A=E

 IDのアイラニ・イオフィフティーンさんが披露してくれたのはオリ曲の『Q&A=E』。IDでありながら日本語を基調としたオリ曲で、彼女の日本語力の高さを見せつけられました。EN組からはステージも一転して可愛らしいステージで披露され、ダンスも含めてとても可愛らしいパフォーマンスでした。演出にも使われていた本家MVのイラストを彼女自身が描いたことでも有名であるため、(もちろん見たことはあると思いますが)必見です。

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ALiCE&u

 海外組のトリを飾ったのはIDのアユンダ・リスさん。英語をベースとしながらも要所で日本語やインドネシア語を取り込んだ歌詞はまさにhololiveIDらしいオリ曲であると思います。踊って歌うアイドルという形ではなく、アユンダ・リスさんの純粋な歌唱力で会場全体を包み込むといった印象を受け、私自身も生で聞いて歌のうまさに圧倒されました。

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フォニィ

 それぞれのペアはホロライブに詳しくない私でも知っていましたが、この3人で歌うのは初めてというあくおかしおの3人による『フォニィ』。イントロの時点で「もともと3人曲でもなければ踊る曲でもないしどうなるんだ……?」と思いましたがそんなものは杞憂でした。彼女たち自身の相性の良さもも合わさり、もともと3人曲であるかのような歌とカッコいい曲調によく合う切れのいいダンスでした。

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地球最後の告白を

 2曲目ぶりの登場となった不知火フレアさんによるソロパート。とても広い音域を要求するこの曲は本来生で歌うことが難しいはずだが、それをものともさせないくらいきれいな高音でした。スタイルの良さが引き出す優雅なダンスと、ところどころに見える可愛らしさのギャップがとても良かったです。個人的にはサビで後ろ向きの状態から半分振り向くダンスが好きです。

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Howling

 狼でもある大神ミオさんが披露してくれたオリ曲の『Howling』。歌詞の端々に狼らしさが散りばめられており、やや低音気味の大神ミオさんの音域と曲調とダンスがかみ合ったかっこよいパフォーマンスでした。月の演出も狼らしさが感じられてよかったです。ときのそらさんとロボ子さんのMCでもまねされていた、斜め前にかがんで後ろ足でリズムを振る振付がとてもかっこよかったです。

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Lioness' Pride

 カッコいい曲が続き、獅白ぼたんさんのオリ曲である『Lioness' Pride』が披露されました。普段からかっこよい立ち振る舞いをしている(というイメージを持っている)獅白ぼたんさんらしい一曲であり、動き回って踊るというよりはセンターで堂々と表現するという印象を受けました。個人的に「百獣の王は九十九を信じるから王なんだ」という歌詞が好きです。

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海想列車

 約1年前に弊学の総長に就任したことで有名な湊あくあさんの『海想列車』。『#あくあ色ぱれっと』を予想していたので意外ではありましたが、こちらも湊あくあさんの代表曲の一曲です。本人の想いがつまった一曲であり、概要欄の「3年間の感謝を込めて。」というフレーズを考えると3rd Anniversaryで歌う曲としてあまりにもマッチしているといえるでしょう。(もちろん以前から知ってはいましたが)きちんと見るようになって高々1年の私でさえ生でこの曲を聞いて感動しました。昔から知っている人ならばその感動もひとしおでしょう。

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Step and Go!!

 満を持しての登場と言えるときのそらさん。正直どの曲が来るのか予想できないレベルでオリジナル曲が多いときのそらさんが披露したのは『Step and Go!!』でした。ホロライブを昔から引っ張ってきた彼女のパフォーマンスは一言で表すならば「全力」であり、昔からアイドルを目指し、アイドルグループホロライブの代名詞である彼女自身が一番必死にアイドルを渇望しているような、この一曲に全てをささげているような印象を受け、ときのそらという女性に尊敬の念を抱き、惚れさせられました。

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劣等上等

 最後のデュエット曲、実質的なトリを飾ったのはホロライブを昔から引っ張ってきたときのそらさんとロボ子さんによる『劣等上等』。二人とも普段の配信などではかわいらしい印象を受けることが多いですが、ホロライブを引っ張ってきた貫禄ともいえるカッコよさがパフォーマンスに現れており、Day2の、そしてLink Your Wishの最後を飾るにふさわしい一曲だったと思います。

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Prism Melody

 Day1に続き大トリを飾ったのはライブ直前に公開された『Prism Melody』。大人数のアイドル曲らしい一曲であり、もちろん私もライブ前に何回リピートしたかわからないくらい聞いていきました。まず最初に目に入ったのは既に何度もネタとして擦られている黒一点のアキ・ローゼンタールさん、私自身「え、そんなことある?」と会場で声を出してしまいそうになりました。そんな驚きもつかの間、パフォーマンスが始まるとそちらに集中してしまい、あれだけの大人数が同じダンスを踊っている様子を見ると、一曲目の『キラメキライダー☆』と同じようにホロライブがなぜアイドルグループであるのかという所以を見せつけられ、アイドルのライブの良さというものを実感させられました。同じ振りの中にもそれぞれ個性が出ており若干の差が出ているところもよく、間奏部分の動きの違いなども含めて同じホロライブのアイドルでありながら個々人が輝いている様子が見れてとても良かったです。

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ライブを通して

 言葉にするならば「感動した」の一言になるでしょう。ホロライブを知らない私でも会場で彼女たちのパフォーマンスを見てこれだけ心を動かされたのですから、彼女たちが持つパワーは本当に大きいのだと再確認させられました。

 個人的に一番印象に残ったのは1曲目の『キラメキライダー☆』でした。先述しましたが、あれだけの人数が統一衣装でそろったダンスを披露している、それだけでホロライブがアイドルグループなのだと一瞬にして思い知らされたのが強く頭と心に残っています。ぜひホロライブを配信や切り抜きでしか見たことない方はYouTubeの無料パートだけでも見てください。

 また、4期生・5期生はホロライブの全体現地ライブが初めてということを知り、やはり近年の新型コロナウイルス感染症による影響の大きさを再確認されました。それと同時に彼女たちがこうやってステージの上に立てた瞬間を見れたことが嬉しいですし、今回はそれだけでなくENやIDのメンバーも参加してのライブということで、vtuber業界全体で見ても大きなライブだったと思っています。いずれは今回アナウンスをしてくれたholoXのメンバーやEN・IDのメンバーも同じ様にステージに立ってライブができる日が来ることを楽しみにしています。

 今回のライブは、私にとってホロライブというものをより知りたいと思うきっかけに、言い換えればホロライブ沼に足を踏み入れるきっかけになりました。そういう意味で言えばイベントのスローガンである「つながるホロライブ」のタイトルの通り、私にとっては「ホロライブにつながる」きっかけとなるライブとなりました。

 改めて、本当に楽しい一日でした。ホロライブメンバーの皆さん、スタッフの皆さん、一緒に楽しんでくれたファンの皆さんありがとうございました。お疲れさまでした。またどこかの会場で、どこかの配信でお会いしましょう。

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終わりに

 ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。Link Your Wish感想レポート改めホロライブのことを知らなかった人がホロライブ沼に浸かっていく様子はいかがでしたでしょうか。一人のオタクとして率直なライブの感想を綴っていったつもりですので、楽しんでいただければ幸いです。そして最後に、ホロライブファンの皆さま、ホロライブの新参オタクとしてこれからもよろしくお願いいたします。

(記事執筆: すとら)

(撮影協力: 黒影海老)